冬らしい写真ってどんなのでしょうね。写真雑誌では雪の写真が多いです。ダイヤモンドダストとか、つららとか、樹氷とか。でも私は温暖な瀬戸内住まいなのでそんなものは近場にありません。遠征に行くのも大変ですし。
いつも撮影に出ては何をどうすれば…と考えて試行錯誤するものの上手く行くことは稀。なので今回は撮りためた写真を並べて冬っぽいな、と感じた写真をピックアップしました。
珈琲って冬っぽい…気がする。
冬の空はちょと地味め。
椿は冬ですね。冬の雨は厳しい。
GFX50RとMamiyaのオールドレンズMamiya Macro A 120mmF4のセットで、梅の写真を撮ってきました。換算105mmになる等倍マクロレンズなので手ブレが多く、またレンズが重たいので撮影後半は腕がプルプルしました。。。手持ちで撮影するにはちょっとキツイですね。中判で100mmを超えるマクロ撮影は三脚が必要な領域なのかもしれません。
小雨下の撮影だったので地味めの現像です。フィルムシミュレーションはPRO Neg.Hi。
こちらはいつものPROVIA。暗い状況でも鮮やかな色調ですね。この日はすでに梅の見頃は終わっており、遅咲きの品種がちらほら咲いている状況でした。残念な気持ちで梅林を歩いているとパッと鮮やかな花が目に飛び込んできたときは嬉しかったですね。その時のイメージ通りです。
買ってしまいました。GFX50R購入時からずっと気になっていたレンズです。
もともとはGF63mmだけ純正レンズを持っていて、メインの標準画角は純正、それ以外の使用頻度が低い広角と望遠はMamiyaのオールドレンズを使う、という作戦で運用していました。GFレンズはどれもめちゃ高く20-30諭吉コースなのでおいそれとは買えません。Mamiyaのレンズは純正には明かに劣るものの、総じて解像力や色表現は良く満足度の高いものばかりでしたが、残念ながら広角レンズだけは欠点がありました。周辺像が絞っても流れるんです。広角レンズは風景撮影で使うので、周辺域までしっかりと解像してもらわねば困るんですよね。なので純正の広角レンズが欲しいなぁ…と考えていました。
では何故GF50mmなのか?換算40mmは広角ではなく準標準なのでは…?その辺は私の好みの問題ですね。私は広角があまり好きではないの(得意ではない)ので、換算40mmでも十分と判断しました。以前換算35mmのX100Fを使っていて「ぎりぎり使える限界だな」と感じていたので、40mmというのは私にとってはちょうどいいと思ったのです。広角特有のパースからくる歪みが苦手なんですよねぇ。。。
画角以外のGF50mmをチョイスした理由はこちら。
実際に買ってみて、特にリニアモーターの静粛性はとても気に入りました。フィールドではほぼ無音でシュッとピントが合います。GF63mmは全群繰り出し式なのでリニアモーターが使えないのか、「ガコガコガガガッ」という騒音を発するのが不満なんですよね。描写はエレガントなのに駆動は品性のかけらもない。GF50mmはそのストレスが皆無なので使っていて非常に気持ちよくて素晴らしい。
逆に悪かったところは
ぐらいでしょうか。
重量について、330gという数字はレンズとしては軽量な部類に入ると思います。しかしボディとあわせるとマスが集中するせいか?GF63mm比で重く感じるんですよね…逆にGF63mmは軽く、スカスカした印象です。不思議不思議。寄れないのは最短撮影距離55cmだから。カタログスペックでは知っていたものの、実際に体感すると特にテーブルフォトで寄れない!となります。35mmクロップした方がいいのかも。
GF50mmF3.5の情報って本当に少なくて情報収集に困ったので、良い点悪い点をつらつらと書いてみました。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。需要は少なそうですけどね@苦笑
ではここからは何枚か作例をどうぞ。