shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

謹賀2021

謹んで 新年のご祝辞を 申し上げます。

あけましておめでとうございます。本年も当ブログをどうそよろしくお願い致します。


さて、恒例の淀川初日の出撮影に行ってきました。今年は他の地方で雲が多かった様ですが、大阪では幸いなことに快晴で、しっかり日の出を拝むことができました。ただし風がとても強く気温も低かったので待機中はかなり寒かったです。どんなに防寒していても小一時間じっとしていると冷えてしまいますね。

昨年は純正レンズをGF63mmF2.8しか持っていませんでしたが、今年は換算40mmのGF50mmF3.5に活躍してもらいました。ここの景色は換算35~40mmぐらいがちょうどいい気がします。

この日は風が強かったの影響で波が立ちまくり、梅田のビル群が川面に反射する景色が綺麗なはずが、全く撮影することができませんでした。仕方がないので今年はシャッタースピードを上げて波をシッカリ表現することに。60秒ほどのスローシャッターも試しましたが、あまり綺麗ではありませんでした。。。元旦に撮ることが第一目的なので問題ありませんが、本当にベストな1枚が撮りたい場合は日を改めないとダメですね。

2020年のMAMIYA645用レンズ振り返り

2020年最後の投稿です。今年も忙しく、またコロナで身動きも取りずらい中、何とか可能な範囲内で写真を撮ってきました。GFX50Rはシッカリ活躍しましたし、純正GFレンズを始めMAMIYA645用のレンズも楽しむことができました。特にマミヤのレンズ、当初はお高い純正レンズを買うまでの繋ぎのつもりでしたが、思いの外質実剛健で主戦力に足るレンズが多かった印象です。敢闘賞って感じですね。


私が今主力として使っていMAMIYA645用レンズはこの5本、どれも単純な性能ではGFレンズに劣ってはいますが、GFX50Rと組み合わせて使う分には必要十分で信頼できると思っています。GFレンズという自分の中での明確な指標があるのでこの評価は間違ってはいないはず…

  • SEKOR C 35mm F3.5N
  • SEKOR C 80mm F2.8N
  • MAMIYA MACRO A 120mm F4.0N
  • SEKOR A 150mm F2.8N
  • SEKOR C 210mm F4.0N

どのレンズも共通して十分な解像力、現代レンズと比べても遜色ない周辺画質と色乗り、明らかに劣る逆光耐性、質実剛健な造りが特徴ですね。フィルムシミュレーションはクラシックネガとの相性がいいものの、Velviaでも濃厚な色が出るので使いやすいです。唯一A150mmだけは解像力が飛び抜けている分色乗りが少し劣る、尖った性質のレンズですが。


ここからは各レンズのご紹介…といきたいのですが、枚数が多くなりそうなのと正直大変なので、最も写真の新しい80mmをメイン、それ以外は1枚+過去記事へのリンク貼り付け形式にしようと思います。こういう編集が面倒に感じるところ、私はブロガーでは無いなぁと感じました(笑

SEKOR C 80mm F2.8N

自宅から近所の海まで散歩する道すがらスナップした65:24アスペクト比写真。冬の夕方は光線が綺麗ですよねぇ。光そのものはもちろん、照らされる対象も輝くのは凄いです。

このレンズはフルサイズ換算65mmF2相当(のボケ)になるので、最近発売されたSIGMA 65mm F2.0 DG DNやフォクトレンダーのMACRO APO- LANTHAR 65mm F2 Asphと同じ数字のスペックですね。製品の数は少ないもののコダワリの名レンズが居る焦点距離という印象。実際に使ってみると、トリミング不要な50mmといった感じでしょうか。中望遠ではなく明確に標準レンズですね。換算75mmのレンズも愛用していた頃がありますが、こちらは中望遠レンズだったので、65-75mmの間に区切りがあるみたいです。まぁ個人の感覚次第なんでしょうけど。

SEKOR C 35mm F3.5N

換算28mmになるこのレンズ、私は広角写真を撮る事が少ないので出番は少なかったです。ですが夏の猿壺の滝をイメージ通りに撮る事が出来たので信頼しています。

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MAMIYA MACRO A 120mm F4.0N

等倍マクロレンズということだけあって素晴らしい性能です。絞り開放の最短は少し像が甘くなるものの、それ以外の条件なら全く問題ありません。ただし、手振れ補正なしで焦点距離長めなので撮影は難しいです。一脚か三脚は必要ですね。

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SEKOR A 150mm F2.8N

MAMIYA645用レンズの中では最高性能でしょう。開放ヨシ、絞ってヨシ、お気に入りです。

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SEKOR C 210mm F4.0N

ヤフオクで4000円で購入したお安いレンズ。しかし値段からは想像できないほどシッカリ写ります。遠景はもちろん色乗りが良いのでスナップも楽しいですね。細身のレンズなので使いやすいですよ。

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今年もお世話になった皆様、ブログを訪れていただいた皆様、本当にありがとうございます。2021年が皆様にとって素晴らしい年でありますようにお祈り申し上げます。それでは良いお年を!

穏やかな海

夕暮れ時、ぽっかりと1時間ほど時間が出来たので、ご近所を散歩がてらスナップしてきました。今日はその中でも海の写真をご紹介です。

正直、近所の海岸は何度も何度も撮っていて、それに撮り方も大抵同じなので似た様な写真を量産しています。宮古島でも同じような写真を撮った事もありました…

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ただ季節によって同じ海でも少しずつ表情が違っていて、今回の海は何というか…穏やかでとろみ?のある水面でした。気温や水温、風速、潮位…何の要素が影響しているのかはわかりませんが。そういえば知人からPLフィルターを格安で譲ってもらったので、それを使っていたからかもしれません。


私の好きな構図です。いつもと違うのは背景の波が玉ボケになったこと。ちょっと珍しいので採用です。

PLフィルターをクルクル回して反射面をコントロールしようとするも、ものすごく眩しい西日の中ではイマイチ効果が分からず。。。でも水面下がよく見えるので効果は出てると思います。夕日に照らされてちょっとオレンジなのが綺麗。

波の高速シャッター写真は定番ですね。背景部分が私の感じる「とろみ」部分です。葛湯みたい。

ピント面の細かい飛沫や緻密な描写と、背景のとろりとした水面が1枚の中に同居していて気に入っています。

しばらくは先日の2020まとめ記事を書いたり、そもそも撮影できていなかったので新しい写真の紹介は久しぶりになりました。今年のブログもあと1本、今日散歩したスナップで締めになりそうです。

2020年のGFX50R写真を振り返り 65:24

前回は2020年の振り返りで海と山の写真を紹介しました。今回は個人的に外せない65:24アスペクト比、パノラマ写真たちです。

初めて見た時は奇妙に思えたこのアスペクト比もすっかり体に馴染みました。今まで何度か言ってきた気がしますが、写真の要素を引き算しやすいので気に入っています。スナップはほぼ65:24で撮る様になりました。

今回は同じテーマで複数の写真をまとめてみました。同じ日に撮った写真もありますし、全く別の日の写真をまとめたものもありますが、一応時系列に並べています。それではどうぞご覧下さい。


寒い雨

天気が悪い日が続いていてなかなか撮影に行けず、無理やり出かけて写真を撮った…ような気がします。最後の写真がお気に入りで「頑張って出かけて良かったー」と終わり良ければ全て良しで締めくくりました。

心地よい空間

この頃GF50mmF3.5を買って、換算40mmの画角は程よい空間が心地いいなぁと感心していました。この焦点距離、もっともっと流行ってもいいと思うんですけどねぇ。35mmと50mmに挟まれた不憫な子。

質感に迫る

なんとなしに撮って、質感に溢れた描写が嬉しかった写真たち。1枚目は元々「手」を撮りたかったのですが、被写体のパワーも相まってカメラメインになってる気がします。

My Favarite Bike

今年はV7さんでひっそりと出かける事が多かったです。バイクは外出しても人との接触を少なくしやすいですからね。基本ソロ活動ですし。こうやって山の中を走ってひっそりと写真を撮る…という活動が多かったです。

Cafe Time

上ではソロ活動が多かったと書きましたが、もちろん折を見て友人たちとお茶会もやっています。今年は「お店にお金を落とさなきゃ!」と思って消費を多めにした結果、(それだけが原因ではないものの)肝臓の数値がちょっと悪くなりました。。。ヒエー。

夏のお出かけ

今では嘘の様ですが数ヶ月前まではじっとりと蒸し暑い日々が続いていましたね。海の質感が夏って感じがします。爽やかさゼロ、でも冬の海のように陰鬱とはしていません。

街スナップ

少しだけ涼しくなってお散歩スナップに出かけた日。それでも遠景の雲はまだまだ夏の様相です。

ガラス透過

ガラス越しの光。これはどの季節でも「良さ」の質は変わらない気がします。改めて見返すと、写真は光を写すんだなぁ…と実感しますね。

ススキの高原で

毎年撮影している砥峰高原のススキ。一昨年はXF35mm、去年はXF56mmをメインで使っていました。恒例になると毎年どんな攻め方をしようか…と悩むのですが、今年はGFX50Rという変化があったので新鮮な気持ちで撮影に挑めましたし、65:24という飛び道具もあったのでアプローチは楽でしたね。その分「ものにしなくては!」「過去の自分には負けられない!」というプレッシャーも大きかったですが。

クラシックネガ習作

少し前にも記事にしましたが、クラシックネガをハイキーとローキーに撮る練習をした時の写真です。何年も写真を撮っているとなかなか進歩や成長が難しく、機材更新で賄おうとしてしまいがちですが、この件は新たな発見や気づきがあって楽しかったです。


はい、振り返りは以上です。1年を見返すと、良し悪しは別にして夏写真の圧がすごい様に感じました。やっぱりそれだけパワーのある季節なんですかね。

これだけ写真を並べると頑張って撮ったなぁと客観的に見ることができますね。お気に入りの写真も多いですし、自分を褒めたやりたい気分です。

このアスペクト比には楽しませてもらいました。来年も何らかの形で自分の写真をアップデートしていきたいですね。できればお金の掛からない、自分の技術の向上だけで達成できれば万々歳なのですが。

2020年のGFX50R写真を振り返り 海と山

GFX50Rを購入して1年ちょっと経ったので、今年の写真を振り返ってみようと思います。

今までこういう事はあまりやってこなかったのですが、先日写真を撮る友人たちと写真の見せ合いっこをして、非常に楽しかった(見せる写真をチョイスする過程含め)ので、やってみようと思った次第。

一応、私のメイン撮影対象は風景写真。高画素なものの動作がゆっくりなGFX50Rには向いている被写体だと思います。で、この1年非常に楽しく撮影することができました。機会は少ないものの、自分の努力や工夫がしっかり反映されるんですよね。高画素×階調の豊かさは素晴らしいです。

Xシリーズを使っていた頃は2400万画素で十分と思っていました。その意見は今でも変わりませんが、画質が担保できるなら画素数は多いほど良いですね。ピシーッと緻密に写った風景写真が撮れると単純に気持ちいいですから。個人的な意見としては、どんなにファイルサイズが大きくなろうと、処理に時間が掛かろうと、高性能なレンズが必要になろうと、風景写真に高画素は正義です。逆にスナップやポートレートでは必要ないんじゃないかな、とも思います。

前置きが長くなりました。上では風景写真と大きな括りで話していますが、そうするとチョイスする写真も多くなってしまうので、今回は海と山の写真をピックアップしました。


冬が終わって緑の苔が鮮やかな季節になると、一気にこういう写真が撮りたくなりますね。日が照っている時間が長くなり、活動時間も伸びて楽しい盛り。

(GF63mmF2.8)

(GF63mmF2.8)

(GF63mmF2.8)

(GF63mmF2.8)

緑が濃いですね。見返してみると灼熱の雰囲気は感じず爽やかに見えます。でもきっと気温は35度ぐらいなんでしょう。

(SEKOR C 35mm F3.5N)

(GF63mmF2.8)

(GF63mmF2.8)

(GF50mmF3.5)

番外編

11月に撮影した宮古島の写真です。南の島にはまだまだ夏が残っています。改めて見ても超綺麗ですね。

(GF50mmF3.5)

(GF50mmF3.5)

(SEKOR A 150mm F2.8N)

紅一点

この頃はMAMIYA645用の望遠レンズにはまっていました。マクロレンズ持っているのに、花の写真にも普通の望遠レンズを持ち出していました。

(SEKOR C 210mm F4.0N)

夏が終わると一気に空気の透明度が上がるので、日の出日の入り写真を量産していました。Lightroomの一覧が青と橙に染まっています。

(SEKOR C 35mm F3.5N)

(GF63mmF2.8)

(GF63mmF2.8)

まだです…写真雑誌では雪山や寒冷地の絶景写真をよく見かけますが、私の住んでいる瀬戸内では雪が降らないんですよね…雪耐性低いのでトライも難しい。私の移動手段がバイクというのもあって路面凍結する地方は鬼門です。


ということで海と山(と+α)のまとめでした。
改めて見返してみると結構いい写真が多くて嬉しかったです。あと、青と緑と橙の写真が圧倒的に多かったですね…どれだけ撮っているんだ、と自分でも思いました。しかし時間が経過したことで客観的に自分の写真を見返すことが出来たのでよかったですね。また定期的に見直すようにしましょうか。

露出によるクラシックネガの描写変化

富士フイルム機の人気フィルムシミュレーション、クラシックネガ。私も気に入って愛用しています。ただしちょっと癖が強くて使いこなすのは難しいなぁと思っていました。ハイキーな写真には合うのですが、ローキーだとシャドウ部分が汚くなって好みの描写ではなくなってしまいます。あと食事は不味そうに写りますね。

私は上記の様に大雑把な認識で使っていましたが、少し前のデジカメWatchにその事に関する記事が載っていました。

dc.watch.impress.co.jp

記事後半、「フィルムシミュレーションの色再現に迫る」章のクラシックネガ解説部分で『クラシックネガはかなり特殊なフィルムシミュレーションになっていて、明度によって色の見え方が変わるような設計にしています。ですので、暗いトーンだとシアンに、明るいトーンだとマゼンタになるように調整しています。』とあります。これを読んだ瞬間、今まで自分が感じていた難しさが論理的に説明され、一気に納得してしまいました。ちょっと快感でしたね。

一つ理解が深まったので実践してみました。が、これもなかなかに難しい。なんせ暗いトーンのシアンはそもそも好きではありません。明るいトーンのマゼンタは既に量産しているので簡単なのですが…しばらく試行錯誤してようやく少し好みの写真が撮れました。


「暗いトーンのシアン」

(GF63mmF2.8)

「明るいトーンのマゼンタ」

(SEKOR C 210mm F4.0N)

どうでしょうか。2枚並べると違いがよく分かると思います(どちらも同じ場所で撮影)。よくオールドレンズは「絞り値によって描写が変化して2度美味しい…」的な事が言われますが、クラシックネガは「露出によって描写が…」と言えますね。実質2つのフィルムシミュレーションという気がします。

GFX50Rにアップデートしてくれた富士フイルム、良インタビューを作成してくださった豊田慶記さんには感謝です。

65:24 - 季節のうつろい -

ここ数日でめっきり寒くなりましたね。晩秋も終わり、本格的な冬が始まった気がします。

冬の魅力はピンと張り詰めた空気。そんな清々しい冷たさを表現したいですね。

(MAMIYA MACRO A 120mm F4.0N)

(MAMIYA MACRO A 120mm F4.0N)

(GF63mmF2.8)

(G50mmF3.5)