長々続いた冬の天体観測シリーズ、今回の馬頭星雲でひとまず終了です。
#1でオリオンの三ツ星を撮って、馬頭星雲の存在に気付き(名前は知ってたけど場所知らなかった)、今度はメインに据えて撮ってみました。
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撮影データ
場所:岡山県備前市吉永町八塔寺
赤道儀:Higlasi-2CES, 望遠鏡:SHARPSTAR 60ED + Borg 1.4×DG[7214]
オートガイド:QHY5L-IIM + PHD2
露出:180秒8枚, ISO3200
ダーク補正:RStacker、加算平均合成:DeepSkyStacker
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1.4倍のテレコン使用で暗く、ISO3200まで感度を上げています。
流石に8枚合成しただけではノイズが消せず…2〜30枚はスタックしたいところですね。
テレコンを使うと180秒がガイドの限界→ISO3200まで上げる→スタック枚数たくさん必要→でも歩どまり5割程度なので枚数稼げず→ノイズ消せない。
という状況です。
私はHiglasiのDPPAという機能で極軸合わせをしていますが、この焦点距離だと画角から北極星周りの星がフレームアウトします。DPPAできません。
なので一旦レデューサーを付けた状態でDPPA極軸合わせし、テレコンに付け直していますが、どうもこれが良くないっぽい。まぁそうですよね。バランス変わるし…
この辺が限界なのでしょうが、なんとか工夫して安定ガイドさせたいです。
課題は多く難しいですが、その分上手く撮れた時の嬉しさは大きい!「難しいこと」は天体撮影の魅力の1つだと思って楽しみます。