shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

GFX50R試写 #空

最近のスマホは、カメラ性能の向上が凄いですよね。センサーとレンズのサイズに制限があるため、ソフトウェア制御で頑張っているわけです。もし仮にレンズの描写をソフトで完全再現出来るなら、それはそれでアリ、というのが私の考えです。でもその頃には「写真」の定義が変わってそうですが…

前置きが長くなりました。言いたかった事は、光量のある条件での風景写真はスマホでも結構綺麗に撮れる時代、中判カメラでただの空を撮るメリットはあるのか?という事です。

で、実際に撮ってみた感想としては…正直晴天の日中ならAPS-C機のXシリーズと変わりありませんね。画素数の分だけより緻密に描写はされているものの、そこまで必要性を感じない被写体です。個人的には1インチ機のRX100では力不足、Xシリーズなら必要十分、GFXはロマンと言ったところでしょうか。

ただし、2枚目の様なコントラストが低い場合にはGFXが有利です。肉眼で見るとのっぺりとした曇り空でしたが、Lightroomでしっかり処理してやれば雲の質感が浮かび上がってきたんですよね。ちょっと感動でした。