shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

残夏 #3

晩夏の光を追いかけて撮り歩いたスナップ写真も今回で最後です。小一時間ほど歩いてブログに載せられる写真は10枚強、撮れ高は良好だったのではないでしょうか。


都市の緑。光の透けた葉っぱは綺麗ですね。

角度が90度違うだけで壁面の温度は全然違う…太陽に照らされてギラギラした面と、影に沈んだ面、一本のラインで大きく変わる変化が清々しい。

日陰で一休み。

駅にて。ハイライト部分は現像でもっと引き下げることはできるのですが、ギリギリ景色が分かる程度に留めました。

65:24アスペクト比はどうしても平面的な写真になりがちです。なので奥行きを感じさせる工夫が必要なんですよね。GFX50Rは画質面で余裕があり、色々なアプローチが可能なところが気に入っています。中判デジタルはどうしても「高画素」や「ボケやすい」といった分かりやすいポイントに注目しがちですが、数字には表れないものの「余裕がある」ということも非常に大きなメリットだと思います。

GFX50Rを買う前は「中判カメラでスナップを撮る必要性はあるのだろうか?」と考えていましたが、全くの杞憂でした。どんな撮影でもGFX50Rで撮る意味はあるし、私が使いこなせるように頑張らなければいけませんね。


「○○で十分」という表現があります。バイクなら250ccで十分、写真ならiPhone十分、という言い方をよく聞く気がします。ただ、個人的にこの表現は嫌いなんですよね。向上心が感じられません。無条件に「〇〇で十分」と言っている限り、その人はそこ止まりだと思います。(もちろんお金や諸々の事情で真に望むものはなかなか手に入りませんけどね)