shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

GFX50R × SEKOR C 35mmで猿壺の滝撮影

先日入手したSEKOR C 35mmF3.5Nを背負って新温泉町は猿壺の滝を撮影してきました。GFX50Rを購入してから半年強、ようやく広角域のレンズを入手したので喜び勇んでの出陣です。

猿壺の滝は個人的にもっとも好きな滝です。小ぶりな滝ですが綺麗な形で美しい。今までも新しい機材を入手する度に撮りに行っていた気がします@笑


朝靄と岩肌。

この日は残念ながら曇り空で、基本的に滝は暗い状態でした。しかし一瞬だけ雲切れて朝日が差し込み、滝と朝靄を見事に照らしてくれたんですよね。輝く朝靄から暗い岩肌までを収めることが出来て大満足な1枚です。

一応適正露出のつもりですが、滝壺の一部は飛んでしまいました。光が差し込んで朝靄を照らしたのは通算2回だけだったので、チャンスを逃さず撮影できた自分を褒めてあげたいです@笑

 

さて、大満足な1枚は抑えることが出来たものの、苦労もありました。それはSEKOR C 35mmF3.5Nの逆行耐性の低さに、です。正確にはさほど悪くはないものの、厳しい状況だと思いっきりフレアが発生しました。こんな感じです(昔のテレビってこんなフレア出てましたよね)。

フードを付けてハレ切りしてもだめだったのでコーティング性能の限界なのでしょう。経験上、現行のGFレンズやXFレンズならこうはならなかったと思います。やっぱり現代の技術は凄いんですねぇ。

 

最後に道中で撮影した写真を少しだけご紹介。どちらもSEKOR C 35mmです。

朝の集落。この道ではありませんが、こんな感じのところをグネグネと走って行きます。個人的には大好物。何となく田舎にはCLASSIC Neg.が似合う気がします。

道端ネコジャラシ。マクロアダプターを使って接写しています。標準の最短撮影距離を割っていますが、中心部には影響無いと思います。F5.6だったと思うので少しボケがカクカクしてますが私はあまりボケの形は気にしない派なのでオッケー。

 

ふと気になって過去の記事を探してみました。2015年に2回、2018年に1回来ていました。(確か2017年は台風の影響で通行止め)

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滝の美しさとしては2018年がベストに見えます。今では、豪雨の影響で滝壺の入り口に鎮座していたカッコいい倒木は折れて位置が変わってしまっています。過去の自分よよくぞ撮った!

ただ、今年はハイキーからローキーまで1枚の写真に収め、GFXらしい写真が撮れたと思っているので満足です。同じ被写体でもカメラが変わると撮り方も変わるんですねぇ。