shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

優しい彼岸花

最近は朝晩だけでなく、日中も涼しくて過ごしやすいですね。すっかり彼岸花の季節です。今回はマミヤの望遠レンズで撮った彼岸花をご紹介。


SEKOR C 210mm F4.0Nで撮ったもの。絞り開放です。

このレンズはオールドレンズらしく、開放の描写は少し甘め。ただその甘さがちょうどいい塩梅なんですよね。しかも現物よりも艶っぽっくて美しい。上手く言えませんが気に入っています。


こちらはSEKOR C 300mm F5.6Nです。同じく絞り開放。

このレンズは210mmに増して解像力が低く、正直どう使ったものやらと思っていました。しかし前ボケが綺麗ということに今回気づきました。そして後ろボケや中間域も悪くない。なんだか優しい描写です。高解像力を必要とする被写体は難しいですが、ボケを生かしたネイチャー写真向きなのかも。

 

GFX50Rを買ってからというもの、正直高画素を生かした解像力の高い写真が好みでした。なんせ気持ちいいんですよね。シャキッと写って隙がない。GF63mmはボケも綺麗です。なので今回使用した2本のレンズは正直イマイチな感想でした。しかし今回の撮影ではその優しい描写が力を発揮し、上手く言えないけど「なんだかいい感じ」な写真を撮ることができました。なんとも曖昧な表現ですが…まだまだ研究が足りませんね。どんなレンズも使いようなのかもしれません。