shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

ヨドコウ迎賓館をノスタルジックネガで撮る

タイトルの通り、ヨドコウ迎賓館へ撮影に行ってきました。国内に現存しているフランク・ロイド・ライト設計の建物です。美しい建造物ですよね。近くに貴重な施設があるのはとても恵まれていると思います。

が、私は建物写真は全くの門外漢。何故ここをチョイスしたかというと「GFX100Sのノスタルジックネガを使うならアメリカ人の設計した建物で撮ればいいんじゃね?」というスーパー安直な考えです。正直全く使いこなせておらずアプローチも分からないので、なんとか足掛かりが欲しく試行錯誤しているんですよね。


エントランス。明らかに普通のデザインではなく、ただならぬ存在感を放っています。これが100年近く前に建てられたと思うと凄いとしか言いようがない。

 

玄関を入るとすぐに階段です。このショットを確認して「ライト × ノスタルジックネガ」イケるかも!という手応えのあった1枚です。

 

狭い入り口&広い部屋、というのがライトの設計の特徴だそうです。空間を広く見せる工夫なのだとか。

 

ヨドコウ迎賓館で最も美しい廊下。自分の家の廊下がこんなのだったら嬉しいでしょうねぇ。

 

窓がたくさんあるのも特徴です。私は庶民なので「窓拭き大変そう…」というのが感想でした。他に何か無いのか…

 

迎賓館のベランダより。外に出て風景を撮ると途端にライト × ノスタルジックネガの魔法が解けた感じです。平凡な景色だ。。。

今回の写真は私のブログ史上(恐らく)初、スクエアフォーマットで撮影しました。なんとなく、縦構図よりも縦長に見える気がして今まで敬遠してきたのですが…ノスタルジックネガとの組み合わせてみては?と、ツイッターで写真家の豊田慶記さんからアドバイスをいただいたので試してみた次第です。結果は上々、綺麗に構図が決まると真四角は気持ちいいですね。これからもたまには使ってみようと思います。

明確にノスタルジックネガの何かが掴めたとは言いませんが、少しは慣れたかな?といったところですね。