shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

2021桜終わり

先の週末は奈良の吉野へ桜の撮影へ行く予定でした。今年は高地も低地も桜の開花が早く、吉野もその例外ではありません。いつもより1週2週早い感じですね。上千本中千本が満開だそうで頑張って早起きして行こう!と前日は21時就寝、準備万端のハズでした。

起きたら4時半でした…どうも目覚ましが鳴らなかったみたいです。(家族に確認したところ、鳴ってなかったよ?とのこと)

吉野は混雑防止のため週末は朝9時から交通規制されます。なので夜明けから8時半ぐらいまでが活動可能時間なんですね。ウチから吉野まではノンストップで移動しても2時強、4時半に起きた時点でタイムアップです。頑張れば小1時間は撮影できたと思いますが、週末初日の土曜にその気力はありませんでした。朝4時半に突きつけられる敗北感、厳しい。。。

仕方がないのでバイクメインで北へ適当に走り、良い桜があれば撮る方針に転換して出発しました。出発時点ではテンションダダ下がりでしたよ…まぁ走り出せば気持ちは上向くんですけどね。バイクは偉大です。

 

道中で撮った桜メインでない写真はこちら。

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北に向かってバイクで走っていると、西脇を超えた辺りから桜の木が明らかに大きいということに気づきました。幹は太く背も高い。枝ぶりも立派で満開の桜は見事です。古木が多いのでしょうか…こんな感じ。V7さんと比べると随分と大きいでしょう?

今までは吉川の川沿いで撮っていたのですが、来年からは氷上へも足を伸ばそうと思います。県下でお気に入りの場所が見つけられてハッピー。いわゆる名所ではないので人出もまばらですしね。

 

早めに出発したので朝日に照らされる桜も撮れました。フィルムシミュレーションを変えて鳥遊ぶのは楽しかったです。

1枚目はエテルナ、2枚目はVelvia。現地では彩度の高いVelviaの方が良く感じるのですが、現像時はあっさり目の方が綺麗に思えてくる不思議。私はエテルナの方が好きですね。

桜の写真は難しいです。でもそれ故に撮影者が(桜に限らず)何を美しいと感じるか、が分かる被写体なのでは?と思います。バロメーター的な。