shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

GFX100Sで杉林スナップ

前回、前々回に引き続き杉の写真です。

GFX50Rを買ってから何度か書いてきていますが、1200万画素のGXRを使っていた時代から、ずっと上手く撮れないと思っていた被写体に「葉っぱのトンネル」があります。紅葉とかカツラとか杉とか、林の中に入って上を見上げて葉っぱを撮る…んですけどイマイチ解像しないなぁ物足りないなぁと思っていました。

50R購入以降はその悩みから解放され、100Sに乗り換えて完全に得意分野になりました。嬉しいですね。写真上達は自分のウデを上げないと最終的に思い通りには撮れませんが、機材のアップデートも大事だと実感する出来事です。


夏、晴れの日、杉林。差し込む光のコントラストが凄まじい。

 

今回の撮影で最も気に入っている写真です。杉林はどうも苦手意識があって、というのも今まで綺麗に撮れた事がないんですよね…色がマゼンタにかぶる、シアンにかぶる、シャドウが潰れる、ハイライトがぶっ飛ぶ、緑が綺麗に出ない、現像で補正しようとすると色が濁る。。。

ですが、この写真は私がバイクで駆け抜ける杉林をイメージ通りに破綻なく表現できました。気持ちいいですね。なんで上手く行ったのか理由は分かりませんが…

 

杉林の道は大抵断崖絶壁で、谷の底は渓流です。水は綺麗でも魚はいません。蛙はたまに見るかな…上流だからか水の雰囲気も違います。

 

これから走る道。森とバイクと自分だけ。森を独り占めするのは爽快です。もともと何でもないソロで活動することが多かったですが、子供が産まれてから予定を立てるのが難しくなり、より1人率が上がりました。でも1人だからこそ森をじっくり楽しめたと思います。たまには誰かとワイワイ活動したいと思いますけどね。