shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

丹波篠山 早朝は秋の気配

最近は朝晩が涼しくなって少し秋の気配を感じますね。この季節の明け方、篠山近辺を走ると高確率で朝霧に遭遇します(同じく、備前あたりも)。視界は真っ白、シールドは曇り、雨ではないのに服はびしょびしょ、そして寒い…時間経過 or 日本海に近づけば霧は晴れるイメージ。バイクで走るのは正直辛いです。山の上から見たら綺麗な雲海なんでしょうけど…

ですが、私の好きな被写体のひとつに「山から立ち上る雲」があります。朝霧の切れかけたタイミングは山から雲が沸き上がっている状態なので大好物。今回、早朝の篠山を走る機会があったので好機と狙ってみました。

 

篠山の少し南、立杭で撮った1枚。丹波焼の窯元がたくさん集まる町ですね。山から雲が立ち上っています。更に北側はドンヨリした雲が。バイクで走るのは憂鬱ですが撮影的には期待大です。

FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/4 1/800 64 mm ISO 100

篠山市街地の南側を通るデカンショ街道にて。やはり北側から雲が流れてきています。

FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/8 1/480 32 mm ISO 200

篠山市街を越えてから北上すると霧の中に…ですが覚悟していたほど酷くはありません。霧ゾーンの境界を走っている様です。となると周囲の山からはモクモクと!!!

FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/8 1/2500 32 mm ISO 200

湧き上がる雲、その中に浮かぶ高圧鉄塔、透けて見える青い空、たまりません。

FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/8 1/1100 64 mm ISO 200

撮影中はあまり気にしていなかったのですが、めちゃめちゃ赤とんぼが映り込んでいました。ですがピントは無限遠なので結構前ボケ化しています。こういう時はもっと被写界深度が深いカメラを使うのもアリですね。撮影時に気付ければ、ですが。

FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/8 1/2500 64 mm ISO 200

後半4枚は全て同じ場所で撮影しています。ですがカメラを向ける方向を少し変えるだけで空の景色は違います。目まぐるしい気候の中心に立っている心持ちでした。

FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/8 1/320 32 mm ISO 100

この日は実はツーリング中だったのでシンプルにレンズはGF32-64mm1本でした。正直GF50mmと迷ったのですが、ズームの方がいろんな写真が撮れるだろうと思い32-64をチョイス。この選択は当たりでしたね。朝の雲を広角と標準、2つの画角で押さえることができたので。信頼できるズームレンズというのはありがたいです。