本日は昨日の続き、扁妙の滝に向かって雪の山を歩いたお話です。
ちゃんとした?雪山ではないので私の様な素人でもトライ出来るのはありがたいです。素人といってもアイゼンや非常食、熱源といった最低限の装備は整えたつもり。なので安心して雪の山道を楽しめました。まぁ一番の不安は運動不足と体力不足ですが。。。
笠形山を歩いていて面白いところは、標高によって植生がガラッと変わるところ。まぁそれは当然の話なのですが、ここは下界に近いところは植林された?杉林で、ある一定のところを境に落葉広葉樹林に変わるのです。人の手がここまでは入っていたんだろうなぁと思うと感慨深い。
登山道に入ってしばらくは杉林。地面に落ちた杉の枝にびっしり雄花の蕾が付いていて、花粉発射の時期が近づいていることを目視で確認しました。ソロ活ではなく友人との活動だったので「にっくき花粉が育っている!」なんて笑いながら進ます。
扁妙の滝への道中で一番キツいのが杉林と広葉樹林の境目付近。ガッと標高が上がる印象です。GoogleMapの地形図で確認すると登山道は等高線に対して垂直に付いている様に見えました。そりゃしんどい。(ということにしておこう)
杉林が終わると枯れ木がメインに。しかしその中で目立つのは椿です。至る所に生えていて、更に数メートルはある大きな木が目立ちます。椿ってこんなに大きくなるんだ…椿であってるよね?と思うぐらいには大きかった。そんな椿も葉っぱにべっとりと雪を貼り付けていました。
杉林ゾーンが終わると勾配は楽になり足取りも軽く…はなりません。ところどころにキツい登りはありますし、既にちょっと疲れています。毎週こんな活動が出来ればもっと健康なんだろうなぁ…でも仕事と家事と育児と趣味の間にはもう隙間はありません。
相変わらずの雪景色。頭上を遮る葉っぱが無いので雪もダボっと積もっている感じです。でも1時間以上雪を見ているので、流石に最初の頃の興奮はあいりません。ちょっと景色が変わったら撮影するぐらいです。それでも写真を撮るあたり、自分は撮影が好きなんだなぁと思いますね。