shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

トーンを撮るのは難しい

休日の夕方、少しだけ近所をスナップしながら散歩しました。曇天でドンヨリした光だったのでトーンを狙うことに。ISO12800でフィルムシミュレーションACROS固定で撮りました。しかしこれが難しいのです。4433センサーのGFXはトーンを撮るのに有利なものの、闇雲に撮っても何も写りません。当然(トーンの)「ある」ところを撮らないといけないのですが…これは撮影者の技量が100%モノを言うので厳しい。目を凝らしながら、ご近所スナップとは思えない集中でのお散歩でした。

photo

FUJIFILM GFX100S, GF50mmF3.5 R LM WR, ƒ/11 1/14000 50 mm ISO 12800

photo

FUJIFILM GFX100S, GF50mmF3.5 R LM WR, ƒ/5.6 1/2700 50 mm ISO 12800

photo

FUJIFILM GFX100S, GF50mmF3.5 R LM WR, ƒ/3.5 1/6000 50 mm ISO 12800

photo

FUJIFILM GFX100S, GF50mmF3.5 R LM WR, ƒ/11 1/1400 50 mm ISO 12800

photo

FUJIFILM GFX100S, GF50mmF3.5 R LM WR, ƒ/6.4 1/4000 50 mm ISO 12800

上にも書きましたがトーンを撮るのって難しいですよね。少なくとも私に取ってはとっても。これをコントロールして撮れる人は上級者な印象です。極端な話、高解像なセンサーとレンズを使えばバキバキの写真は撮れますし、明るく長焦点なレンズで寄ればボケます。特徴的な描写傾向のレンズを使うのも同じこと。全て機材コントロールの範疇です。機材やレンズの描写を撮っているだけとも言える。でもトーンは撮影者の目が第一な気がするんですよね。今日の写真を見返していて、自分はシャドウトーンはなんとか見えるけれど中間〜ハイライトが全然だなぁと苦い思いです。GFXで撮っているだけ。うーんうーん。。。

写真、もう15年ぐらい撮っていますがなかなか上手くなりません。奥が深いですねぇ。何か1つテーマを決めて取り組めばいいのでしょうが、いかんせん撮影の機会が散発的で集中できず。その日その時の精一杯では撮影してるんですけどね。。。弱点は意識しつつボチボチ撮ろうと思います。