shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

GFXの電子シャッターってヤツァ…

フィルムシミュレーションACROS × ISO12800の組み合わせでスナップしていた時の写真です。*1

いわゆる「ローリングシャッター歪み」が盛大に発生してますね。普段は電子シャッター使わないのでちょっと油断していました。。。これ、静物なのでまだ見れますが、ポートレートで発生したらちょっとしたホラーかも。

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FUJIFILM GFX100S, GF50mmF3.5 R LM WR, ƒ/4 1/8000 50 mm ISO 12800

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FUJIFILM GFX100S, GF50mmF3.5 R LM WR, ƒ/4 1/8500 50 mm ISO 12800

GFX100SはSS1/4000まではメカ、それ以上は電子シャッターになります。日中撮影の場合ISO12800にすると結構シャッタースピードが上がっちゃうんですよね。F8.0ぐらいまで絞ればメカシャッターの範疇なのですが、それよりも開けると電子に。そしてこの体たらくですよ。これを見ると高速読み出しが可能なX-H2SやZ9は凄いんだなぁと感心します。逆にメカシャッターレスでフツーセンサー搭載機のfpやX1D2辺りは恐ろしいです。あ、X1Dはレンズシャッターだから普段は大丈夫か。オールドレンズを使うとアウトでしょう。

この日はGF50mmを使っていました。絞り開放はF3.5。別に明るくないです。でもISO12800では開放使えません。NDフィルターを使う…という手もありますが、ご近所スナップってそこまで気合い入れて用意周到に準備するものでもないし。結局絞るなら、元々暗めのGF35-70mmがいいかもしれません。今度試してみようかな。

*1:ACROSとISO12800の組み合わせで撮影すると、フィルムの様な程よいノイズが乗っていい感じになるのです。GFX100Sの高解像とも相性が良く、ISO12800ならベタァっとディティールが失われることはありません。「ここはきっとあんな感じなんだろうな」と想像できる粒状性…といった感じ。私のお気に入り設定です。普段は夜に使う場面が多いのですがこの日は日中で「まぁ電子シャッターSS1/32000まであるからイケるやろー」と深く考えずに使ったら歪んだ次第です。