先日の夕焼け写真でデジカメ撮影したものは終わり、
今回からはLeica M2 + summaron 35mm F3.5で撮影した尾道のモノクロ写真です。
summaronとカラーフィルムの組み合わせは嵐山で試し、その実力は確認しました。
そして「summaronはモノクロが良い」という言い伝えを、とうとう本物のモノクロフィルムで試したのが、今回の尾道撮影です。なんだか感慨深いですね。
まずは尾道駅に着いた時の記念すべき?ファーストショット。
ハイライトが飛び気味なのはレンズがちょっと曇っているから?
中間とシャドウの階調は豊かですね。でもHDRの様に不自然ではありません。
周辺部も緻密な描写で好感が持てます。このレンズ、デジタルで使うとAPS-C機でも周辺はしっかり流れますからね…
周辺減光は個人的に好きなのでもっとあっても良いぐらい。
分析するとこんな感じでしょうか。
いろいろ書きましたが、現像上がりの写真を見て「あ、良い。このレンズで撮って良かった!」と即座に思いました。
「summaronはモノクロが良い」、先人達が既に確認し、実践してきたことですが、自分の手でそれが確認出来たのは嬉しいですね。
Leica M2を使う時はsummaron + acrosの組み合わせが標準になりそうです。