shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

CLASSIC Neg. 渋さの美

まだ色づいていないカエデ、ドドメ色の池、地味な背景の森…鮮やかな美しさとは対極にありますが、CLASSIC Neg.を使うと渋く美しい写真になります。

個人的にこのフィルムシミュレーションは「昭和臭」「エモい」といった雰囲気だけの使い方はしたくないんですよね…あくまで使うときの判断軸は「美しさ」でありたいと思っています。

花一輪 - 65:24アスペクト比1枚写真 -

秋のサザンカ、冬にはまだ早いことを主張するような、鮮やかな存在感。

普段65:24アスペスト比の横長写真は何枚か組み合わせてご紹介していました。しかし今回はサザンカ一輪にあやかって?珍しく1枚だけの掲載です。なんだか他の写真と合わせるのは蛇足に感じる程、私の中のこの写真は印象的でした。

GFX50RのCLASSIC Neg.とProvia雰囲気比較

フジのフィルムシミュレーションはProviaを使うことが圧倒的に多いです。そうでない場合はVelviaかCLASSIC Neg.。以前はClassic Chromeが好きでしたが、CLASSIC Neg.にとって食われてしまいました。フィルムシミュレーションは写真の雰囲気で決めています。直感ですね。うまく言語化は出来ないのですが自分の中では明確な線引きがある感じ。なので判断は一瞬です。

しかし今回の写真はどちらか一方に決める事が出来ませんでした。これは珍しいので、折角なので現像した写真をご紹介しながら考察してみます。

被写体は夕焼けのススキです。バイクで何でもない道を走っている途中、いい感じに夕焼けとススキが綺麗になったので一旦通り過ぎたのちUターンして撮りました。(余談ですがバイクの上だと景色は3割増しで綺麗に見えます。なので良いなと思って引き返し、じっくり見るとイマイチだった…という事が非常に多い。何なんでしょうね)


まずはProvia。秋の夕日にススキが映えて素直な美しさですね。Velviaにするとちょっとクドイ場合でもこちらなら大丈夫。私の中ではこれぞ富士フィルム!といった感じです。

次にCLASSIC Neg.。秋のどことなく寂しい雰囲気が表現できていますね。それでいてハイライトからシャドウの差はダイナミックなので被写体は存在感があります。

こうやって比較すると同じカメラで撮れる写真とは思えないほど違います。改めてGFX50Rをアップデートしてくれたフジには大感謝。画像処理エンジンは1世代前、X-T2と同じですから…より新しい世代のX-T3には未搭載なので、この辺の位置付けはハッキリしています。シビアな話ですが本体価格は正直です。

で、個人的な考えですが、ProviaとCLASSIC Neg.の違い/使い分けは撮影者が込める感情のベクトルの違いなのかな、と思いました。ProviaやVelviaはストレートな「感動」そのものを表現する場合に、逆にCLASSIC Neg.は言葉に出来ない、後ろ髪を引かれる様な心情を込める場合に良いのかもしれません。共通しているのは前向きな気分、という事。どちらを使ってもベースは「美しい写真」ですからね。

 ということで今回は2つのフィルムシミュレーションの比較考察でした。とは言いつつ、似たような写真を量産した結果、優劣が付けられずに全部載せしたというのが本当のところですw

まぁ写真集ではないし、趣味の個人ブログなので問題ないでしょう。

V7さんで秋の朝走り

朝晩は冷える季節になりました。日中はまだまだ暑いですけどね。冬に向けて移り変わる季節、静謐な空気は大好きです。

今日はそんな朝の時間、輝く川沿いで撮った写真です。折よくV7さん2台で走ることが出来ました。

この2台、同じモデルなのに全然乗り味違うんですよね。乗り手の得手不得手も違うので、一緒に走っても全く走り方が異なります。面白いなぁ。