shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

FUJIFILMのXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISについて

伊根の舟屋写真、レンズは望遠ズームのXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISをメインで使いました。

私は基本的に単焦点レンズを使うので、このレンズは唯一のズームレンズです。


以前はXF18-55mmF2.8-4 R LM OISも一瞬だけ持っていました。

が、無意識でよく単焦点レンズと同じ焦点距離で使っていたので、持っていても意味無いなーっと思って手放しました。

折角撮るなら、可能なかぎり最高の画質で撮りたいんですよね。

XF55-200mmは、同じ焦点距離単焦点レンズを持ち歩くのさすがに大変なので、ズームですが私の望遠撮影定番になりました。


広角端の画質は気に入ってます。焦点距離も私の得意な領域ですし。

DSCF8218
DSCF8214

望遠端は広角側に比べると解像力は落ちます。F8〜F11まで絞ればなんとか実用可能な感じ。

でもお手軽に換算300mmが使えるので結構使ってます。

DSCF8224

話は変わりますが、現行レンズの名前があんまり好きではありません。

どこが嫌って、「LM」「OIS」「WR」等の機能を表す記号が嫌なんですよねぇ。


レンズの属性が一目で分かる、というメリットはありますが名前として全く美しくありません。ただでさえ、焦点距離F値の表記が長いのに…

最新の「XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」なんてもう残念極まりないです。


もっと酷いのは内容が分からないヤツ。「POWER O.I.S.」と「MEGA O.I.S.」って何がどう違うのかサッパリ分かりません。

しかもPOWERとMEGAはあっても無印のO.I.S.銘のレンズは無いので全く比較になりません。


逆に好感が持てるのはCarl Zeissの「Loxia 2.8/21」等のレンズです。

このレンズは非球面レンズや異常分散レンズがしっかり使われています。でも「ASPH」や「ED」なんて記号は名前に使われていません。

Carl ZeissのLoxia」という名前だけでしっかりブランドを確立する!という意気込みを感じますね。


途中で話が逸れました。

結論。XF55-200mmは望遠端の画質がちょっと残念、名前に思うところあり、しかしそれ以外はとても気に入っているレンズです。