shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

大塔に天体撮影へ行ってきました

4/2の夜に、大塔にある高野辻ヘリポートまで撮影に行ってきました。

今回の狙いは東の空から登る春の天の川。初めての観測地なので装備を減らし、成功率の高い広角の対象を狙います。

天体写真って新しいこと(機材、観測値、手法etc…)をすると高確率で失敗するんですよねぇ。。。


現地では大阪の迷人会の方や、八塔寺で何度かお会いしたことのある方がいらっしゃいました。みなさんのおかげで楽しく一夜を過ごすことができ、大変感謝です。 特にお隣だったこたろうさん、コーヒーやらラーメンやらをご馳走になった喫茶Tさん、お世話になりました。ありがとうございます!


で、撮影したのはこちら。冬の名残と春の夏空です。

DSCF5942

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撮影データ
場所:奈良県五條市大塔町篠原 高野辻ヘリポート
赤道儀:Higlasi-2CES(ノータッチガイド)
カメラ:FUJIFILM X-T2(無改造)
レンズ:XF14mmF2.8 R
露出:360秒4枚, ISO3200
加算平均合成:Photoshop, 画像処理:Lightroom & Photoshop
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今回の写真ちょっと失敗してしまいました。

どうも撮影中に少しずつピントがずれ、周辺のコマ収差が目立つ写真が大半だったのです。。。カメラレンズはちゃんとピントリングをテープで固定しないとダメですね。

あと、今回使用したXF 14mm F2.8はF5.6まで絞らないとコマ収差が目立つ、ということが今回判明しました。今まで適当にしか使っていなかったので、現地でに気づいた時にはショックでしたよ。


撮影画像には上記の理由で4枚(F5.6, ISO3200, 360sec×4)しかスタックできなかったので、F2.8に換算すると露出はたったの4分です。それにしては画像処理頑張ったかな。

今回の教訓としては、手持ちのカメラレンズならF2.8がしっかり使えるXF 35mm F1.4かXF 60mm F2.4にするべき、ということでした。失敗を繰り返して上達しよう!