X-H1を買うまでLightroomはVer6を使っていました。数年前に買ったパッケージ版です。Adobeに毎月1000円お布施するのが嫌だったんですよね…しかしVer6は昨年でサポート終了、X-H1のRAWは読めません。致し方なく最新版のLightroom Classic CCを導入しました。
Ver6と最新版で大きく違う機能は「かすみの除去」ですね。（他にも色マスクやHDR等、試してみたい機能はあります）風景写真で水蒸気の影響で霞んでしまった写真を補正する機能…と思っています。が、これがイマイチしっくりこない。単に不慣れで使いこなせていないだけでしょうが。。。
なので、今回の写真は霞の除去スライダーをマイナス方向に振ってみました。普通に現像処理するとどうしてもコントラストは上げる方向になりがちですが、この写真は真逆のアプローチですね。撮影した時が本当に霞んでいたから、ということもあります。
撮った時は朝日に輝くギラギラした写真を狙っていましが、現像時にバイアスをかけて思い返すと結構霞んでたなぁ…と。撮影時に無かったイメージでも後から仕上げることができる。RAW現像の懐の深さを改めて感じた1枚です。（ついでに、RAW画像のハイライト耐性を試してみる思惑もありました）
