XF10の後継機としてX100Fを購入しました。
XF10の写真に不満は無かったのですが、操作系やAFがとっても遅かったんですよね…「そういうカメラだ」と理解して購入→使っていても、結構なストレスに感じるレベルでした。
また、AF駆動音が煩かった事も理由のひとつ。XF10の良デザインを無下にする様な品のない「ガコガコッ」という音です。使っていて楽しくない。
更に、会社のカメラとしてRX100M5Aを購入し、触って比べてしまった事も大きな理由の1つです。画質は完全にXF10の方が上です。しかし画質以外は圧倒的にRX100が優秀でした。もう大人と子供ぐらいの違いがあります。それで「サブ機としてもちょっと力不足では?」と思ってしまったんですよね。
X100Fにした理由はファインダーとセンサーの世代です。「アドバンスド・ハイブリッド・ビューファインダー」という名称はともかく、デジタル表示可能なOVFというは素晴らしいです。ついでにEVFも使えます。初代X100の頃から気になっていました。
センサーは最新型ではありません。しかしこれが決め手です。私のメイン機X-H1は1世代古いセンサーなので、これに揃える事でメイン機とサブ機で同じ画質、同じ現像手法が使えます。なのでX-T3やX-T30は選択肢にありませんでした。次のメイン機はX-H2のつもりなので、それまではX-H1の世代のセンサーで頑張る作戦です。画質に不満はありませんしね。FUJIFILMらしからぬ、と評される高速なAFは正直気になりますが…
で、実際に手に持ってみた感想は「想像以上にカッコ良くて上品だ」です。写真や量販店のデモ機で見るのと、自分の物として手元にある、ではカメラからのフィードバックが違いますね。不思議です。購入前に情報収集している時に、X100Fのレビューって絶賛している内容が多くてなんだかなぁと思っていたのですが、ちょっと気持ちが分かりました。