この日は雲の質感がすごい日でした。普通の感覚なら24mmぐらいの広角〜超広角レンズで撮りたくなる様なシチュエーション。
しかし持ち合わせがありません。GFX50RにつけているのはSEKOR C 80mm F2.8Nなので換算65mm…なるだけ広角っぽく見えるようにして撮影しました。地面は少なく、空は縦構図で煽り目、周辺には暗い雲を配置します。あと、雲の質感はACROSが得意だと思っているのでモノクロで。ま、どんな時でも持っているレンズで撮るだけですね。
ちなみに、こういう雲はGFXシリーズが得意とする被写体だと思っています。緻密な雲の質感を画質劣化なく表現できるので。
Xシリーズの場合、中間〜シャドウ部がぐしゃっとノイズっぽくなってしまい、綺麗に現像できません。光量の少ない夕暮れ時は感度が上がるので更にダメです。
これからもなるだけGFXでなければ実現できない写真を撮っていきたいですね。