GFXシステムで最も軽量コンパクトなレンズGF50mmF3.5。私が買った2本目のGFレンズで、今も手放さずに使用しています。私はわりとレンズを定期的に買い替えてローテートしているのですが、このレンズはもう2年以上生き残っています。
軽量コンパクトなので持ち出しやすい、換算40mmで使いやすい、COKINの薄型フィルター「PURE HARMONIE」が似合う…等々良いところはたくさんあります。ですが一番気に入ってるのはよく写ること。GF63mmやGF80mmの様な突き抜けた特徴はないものの、超絶優等生な描写で安心するんですよね。撮影して家に帰って、PCの画面でチェックした時に予想外の写りに「ハッ!」とさせてくれる。予想外、ということころがミソです。気持ちいいんです。これは信頼につながる。
遊具上でバランスをとりながら、さながらiPhoneで撮影するが如く雑に撮った1枚。ですが髪の質感の美しさに嬉しくなりました。
地面に散った桜の花びらも美しい。
長閑で爽やかな春をしっかり記録。花粉の雰囲気がないのも◯
海と空の境界のボンヤリ感が出ていて嬉しくなりました。そして、中景の部分にも水面に何か空気の層を感じます。ちょっと分厚い。
とんでもない角度の乗り物から。水平出ています。(GF50mm関係なし)
緻密でリアイリティ溢るる描写。
とまぁこんな感じです。換算40mmはGFⅢxやSIGMAのIシリーズ45mm、はたまたAPS-Cに28mmレンズをつけたり…意外と目移りする程度には選択肢があります。何度かGF50mmを手放して他の40mmにしようかと思った事はありましが。が、今の所手放す事はなく活躍しています。もしかしたら最後まで手元に残るGFレンズかも?