shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

my day at sannomiya

皆さんの好きな撮影は何でしょうか?私は風景撮影が好きです。自然の中で自分の見たもの美しいと思ったものを、なるだけ忠実に残したい。でも風景撮影は非常に時間が掛かる活動なので思い通りには撮れません。それに「撮れりゃなんでもいい」という気質も多少はあるため、休日にご近所をパシパシ撮るだけでもそこそこ満足は出来てしまいます。風景撮影が好きといいつつ所謂スナップ撮影の頻度の方が圧倒的に高い。なんだかなぁどうしたもんかなぁと思いつつも良い案はナシ。

週末の夕方、だんだんと沈んでいく太陽に向かって街を歩きつつ気持ちのいいタイミングでシャッターを切る。撮る。これだけで十分楽しく贅沢なんですけどねぇ。

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/250 35 mm ISO 1000

臨海部→都心部へ散歩していると光の周り方が変わってくる。海の近くは空が広いので雲を使わないとダイナミックな写真にはならないけど、街中はビルがいい感じに光を遮ってくれるので、あとは良い感じな場所を探すだけでいい。

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/320 70 mm ISO 200

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/250 35 mm ISO 320

GF35-70mmはハイライトが根性なく飛んでしまう反面シャドウは粘る。絞って中〜遠距離にピントを合わせるとトーンを感じつつもピシィッ!とした写真になって気持ちいい。

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/600 35 mm ISO 200

交差点で信号待ちをしていたら、対岸で待っている人たちがみんなスマホを明後日の方向に向けていた。ヒマワリ畑のヒマワリみたい。なんだ?と思いながらそっちを見ると立派な虹が。モノクロスナップ中だったのでカメラの設定も私の目もモノクロモード。結局現像もモノクロにした。カラーじゃなくても虹に色を感じる。5色ぐらい見える(気がする)。

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/640 35 mm ISO 200

そろそろ六甲山の影に太陽が隠れそう。散歩の終わり、スナップの終わり、自由時間の終わりが近づいてくる。少しでも抗いたくて太陽ばかり撮る。日曜日の夜に寝たくなくなる心理に近い。寝たら今日が、休日が終わってしまう。また月曜が始まってしまう。撮影の終わりは休日の終わり。自由の終わり。

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/250 35 mm ISO 200

悪あがきここに極まれり。自由時間の象徴たる太陽しか私の目は見ていない。なんとも単純な構図で撮影終了。「悪あがきなのでもうなんでもいいや」の精神で撮ったら、フジフィルムお得意の「どこにもピントが無い」写真だった。普段だったら即座に不採用フラグ→削除だけど、自分のやる気の無さとカメラのやる気の無さが上手くマッチしていたので採用。

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/250 35 mm ISO 250