shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

another 淀川の朝

2週連続で淀川と朝日の写真を撮ってきました。今週の撮影場所は淀川河川敷ではありません。淀川から20km以上離れた六甲山です。六甲山には阪神方面を臨む展望台がたくさんあるので、朝日の写真を撮りたいと常々考えていました。

しかしこれはなかなか大変なんですよね。夏期は日の出が早いので朝日の写真を撮る為には相当の早起きが必要です。それに湿気が多いのでモヤッとした写真になる可能性が高い…頑張って早起きしても霞んでいた、ではショックですから。逆に冬期は寒い。大気の透明度は高く日の出も遅いので条件は良いんですけど。。。私は移動の足がバイクなので、百歩譲って寒いのは我慢できても凍結→転倒は絶対に避けなければなりません。

と、いうわけで今までチャレンジしていなかったのですが、今年は幸い暖冬なので早朝の寒さも例年ほどでは無いだろう…と思い立ち、撮影に赴いた次第です。といっても六甲山の気温はマイナス1度だったので極寒でしたが。。。風が強かったこともあり指先が千切れ飛ぶかと思うほどの冷えでした。


事前の天気予報で快晴でないことは分かっていました。全く撮影にならない可能性もあったのですが、幸い東方面は雲が薄く、切間から部分的に光が差し込んだことが功を奏してイメージ通りの写真に仕上げることができました。

こういう都市風景は美しいです。

今回の写真はマミヤ645のオールドレンズ、SEKOR ZOOM ULD C 105-210mmF4.5を使っています。最新のGFレンズに解像力は劣るものの、色表現やヌケは満足できるレベル。購入金額は5000円だったのでお値段的には超高性能なレンズです。マミヤというのは高い技術を持ったメーカーだったんですねぇ。

仕上がった写真を見て、以前使っていたミノルタM-ROKKOR 90mmF4.0を思い出しました。色表現や描写が似ている気がします。とても気に入っていたレンズなので同じ様なレンズに巡り合えて嬉しい。完全に私の主観による感想ですが…作られた年代は近いはずなので、この時代の高性能なレンズは私好みの描写なのかもしれません。

参考までに等倍拡大した画像もご紹介。信貴生駒の鉄塔がしっかり写っていますね。流石にGF63mmF2.8に比べると劣りますが、感覚的にはX100Fのレンズよりは解像力高そうです。まぁの諸々比べる事自体おかしいか@笑