shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

明けの幻想都市

朝もやに包まれる梅田のビル群。そこに日の出の光が強烈に差し込んでくる…寒い季節ならではの1枚です。

今回の写真は換算335mmのレンズで撮りました。レンズの焦点距離よりも画角が広角になる中判カメラとしては、かなり珍しいレベルの望遠域だと思います。使ったのはMAMIYA SEKOR C 210mm F4.0N + MAMIYA645 ×2テレコン。仕事帰りにフラッと立ち寄ったキタムラでAB品が3000円だったのでお救いしました。SEKOR C 300mmと組み合わせれば600mm!とか、A150mmとの相性が良ければ300mmのレンズ持たずに済む!等の思惑があります。

この日は各種望遠レンズやテレコンの比較のため、朝の六甲に登ったのですが、条件が悪く満足なテストは出来ませんでした。日の出とともに気流が激しくなってしまったんですよね。スーパー逆光、気流の乱れ、2倍テレコン…と画質劣化要素のオンパレード、もっと穏やかな条件でトライするべきでした。でも色とコントラストはしっかりしています。解像力については正直よく分かりませんが…個人的には非常に気に入っています。