shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

SEKOR C 80mm F2.8Nとヘリコイド付きアダプター

最近すっかり気に入って使っているMAMIYA SEKOR C 80mm F2.8Nレンズ、GFXの純正レンズではないのでもちろんマウントアダプターを噛ませています。使っているのはFotodiox製でヘリコイド付きの物。質感は結構よくてアメリカ製のアダプターも悪くないな…と思わせてくれる製品です。

まーヘリコイド付きアダプターの便利さは数年前から世間では知られていますが、やっぱり自分で体感するとありがたいものです。SEKOR C 80mm F2.8Nは最短が70cmぐらい、これが35cmぐらいまで寄れるようになるんですね。そうするとテーブルフォトがグッと撮りやすい!


ご近所のカフェでお気に入りのアジフライ。ビネガーソースが掛かってて美味しいんですよねぇ。

後輩に教えてもらったイクラ丼屋さん。リーズナブルにイクラを楽しむことができます。


マウントアダプターのヘリコイドを使うのでレンズの設計性能は発揮できませんが、SEKOR C 80mm F2.8Nは優秀なのであまり性能劣化は感じません。ハイライト部分は多少滲む様になるものの、美しく品のある描写です。

1枚目の写真、レモンのボケ部分がそうです。なんとなくX100シリーズ(無印からFまで)の絞り開放を彷彿とさせるので気に入っているんですよね。じゃぁX100Fを使えばいいじゃんという話になりますが…個人的には高解像力のGFX50Rで合焦部の緻密さからならだかにボケて、最後は綺麗に滲む、という写真が撮れる事に意味を感じます。

2枚目写真、炙りサーモンのボケはなだらかで綺麗ですよね。光源の都合上滲みはありませんが。この辺の描写や利便性も含めて、SEKOR C 80mm F2.8Nは気に入っているのです。