shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

数年ぶりの天体撮影

先日の土曜→日曜の夜、天体撮影に行ってきました。星を目的に夜間活動するのは数年ぶりです。子供が生まれる前はバイクにテントと赤道儀を積んで新月期には遠征に出掛けていたのですが…随分とご無沙汰になっていました。GFX100Sと純正レンズを入手してからは「せっかくの機材なので星を撮りたいなぁ」と思いつつも先延ばしになっていましたが、今回ようやく実現することができた次第です。

ちなみに、行き先は岡山県は八塔寺ふるさと村です。幸い一晩中好天に恵まれ楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今回の撮影の一番の目的はGFレンズの天体特性をチェックすること。特に絞り開放での周辺画質は気になるところですから。私が所持しているGF110mmF2.0、GF50mmF3.5、GF32-64mmF4.0の3本のレンズは、どれも絞り開放から使えるな、という印象でした。厳密にはどのレンズも周辺減光とコマ収差の影響があるものの、私のゆるーい基準では全くの許容範囲無いです。

一晩で3対象ほど撮影はできたのですが、画像処理が全くの手付かずなので、まずはGF32-64mmで撮った冬の天の川を。少しだけトリミングして、あとはLightroomでストレート現像したプレーンな写真です。撮影画像を見て星像のシャープさに驚きました。ズームレンズの広角端でこれとは…やっぱりGFレンズはすごいんですね。GF50mとGF110mmも同じ様な印象でした。

FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/5.6 120 秒 32 mm ISO 6400

天体撮影はしっかり目的を果たせましたし、待機中は双眼鏡で火星・木星ガリレオ衛星アンドロメダ大星雲・オリオン大星雲・すばる…などなど観望も楽しめました。また同行してくれた友人と深夜にコーヒーを淹れてオヤツを食べたり、活動全体が充実していましたね。やっぱり自分はこういう遊び方が好きなんだなぁと再実感しました。また来月の新月期もチャンスがあれば天体撮影行きたいです。

FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/8 1/250 32 mm ISO 500