工場夜景で有名な網干海浜公園へ行ってきました。この地域は「網干なぎさ公園」「エコパーク網干」等の工場夜景撮影スポットがたくさんあります。人工島っぽいですね。今回はその人工島の西の端から、日本触媒の工場へ沈む夕日を撮影してきました。
初めて行く場所だったのでレンズはフルセット。GF32-64mm、GF110mm、smc PENTAX-FA645 300mmの3本を用意してどんな画角でも撮れる体制です。ただ結論から先に言うと、どんな画角のレンズでも絵になる場所でした。レンズ1本で十分楽しめますよ。
まずはPENTAX645用の300mm望遠レンズ。夏前に購入してからあまり出番が無かったので手放そうかと思っていたのですが、冬の澄んだ空気で使うとパリッと写って気持ちいいです。残留かなぁ。
こちらはGF110mm。太陽が雲に隠れてVelviaでは綺麗な色が出なかったので、クラシックネガにフィルムシミュレーションを変更して撮影しました。やっぱり空気が澄んでるとクラシックネガのシャドウも濁りません。いい。
せっかく望遠レンズを持って行ったので撮りたかった1枚。換算600mmぐらいのレンズがあれば、工場の構造物をもっと大きく切り取れたんでしょうが…好みのオレンジ写真が撮れたので満足です。
日の入り間近。こちらはGF110mmですね。構造物をズラーっと並べて撮るには換算85mmぐらいが丁度です。雲の上と下で空の色が全く違うのが面白く綺麗で気に入ってます。
最後はGF32-64mmの広角端で。太陽が沈んでマジックアワー。天頂に向けてドーンと落ち込む空の青、太陽の残滓のオレンジ、深い紫で輝く海。三位一体を1枚の写真に収めることが出来ました。満足満足!ちなみにss1/7は手持ちです。GFX100Sの手ぶれ補正はちゃんと仕事してくれてます。ありがたい。
撮影自体は楽しかったです。しかし風が強かったので吹きっさらし、かなり寒かった。あと工場由来だと思うのですが変なニオイがしますね。風が強くてもずーっと臭いはあったので一帯にたち込めているんでしょう…私は平気でしたが苦手な人は厳しいかも。