お正月、元日は家族と初詣に行ったのですが、3日は友人知人たちと書写山の円教寺でお参りしてきました。何と訪れたのは9年ぶり。円教寺は好きな寺院ですが、最近行っていないなぁと思ったら随分なご無沙汰でした。ちなみにその頃使っていたカメラはX-M1でレンズはSummaron35mmF3.5。今とは随分ライナップが違います。時間の流れを感じますね。
円教寺の参道。書写山の山頂一帯が敷地なので参道も山の中です。大きな寺院に行くたびに、昔の宗教施設の権力を感じます。こんな広い敷地を整備したのか!こんな山の中に建てたのか!って具合に。
本堂前。人出は多かったと思います。コロナ前と同じ!とは言えませんが…個人的に行列は嫌いなので程々がいいですね。
参道を歩いている間は曇っていたのですが、お参りしている間に日が差してきました。いい光だ…お堂の中は薄暗いので外からの光はとりわけ綺麗に見えます。お線香の煙がモクモクしていて撮っていて大興奮でした。ただし、近くをうろうろしすぎたのか、GFXはめちゃめちゃ煙臭くなりましたw
お参りという大きな目的は同じ反面、お堂の中ではそれぞれの意図でみんな動いていて、でも混乱はありません。自由に動いているのに一体感がある。同調圧力的なタイプは好みませんが、こういう「和を以て貴しとなす」は美しいと思います。
山盛りのお守り。私、自分では無宗教だと思っています。でも新年には初詣に行きますし、お守りが輝いていると神々しくて有り難く感じます。日本人ってことでしょう。