私がよく見ている写真系YouTubeチャンネル「2B Channel」さんで興味深いRAW現像の手法を紹介されていました。ざっくり要約するとこんな感じです。
Lightroomで「露出」「コントラスト」「自然な彩度」「彩度」を最低まで下げ、その後に露出を階調が最も出る部分まで上げる。ここがスタートライン(モノクロになってる)。そこから露出、ハイライト、シャドウ、霞の除去でトーンを見ながら調整する。露出とトーンが決まったら後彩度を戻してカラーに戻す。
動画の中で語られていたこの方法の意図としては、カラーとモノクロならモノクロの方がトーンや露出が分かりやすい。だから一旦暗くする&彩度を抜く…ということだそうで。ホウホウと感心したので早速試してみました。
FUJIFILM GFX100S, GF110mmF2 R LM WR, ƒ/4 1/1400 110 mm ISO 400
RAWストレート現像との比較はこんな感じ。左が現像ver、右がストレートverです。
並べて見ると、差は小さいものの僅かに現像した方がトーンが豊か…かな?ちょっとコントラスト強過ぎた感もありますが。いつも現像のパラメータは直感で触っているので、こういう体系立てて調整するのは面白かったです。もう少し試してみようと思っています。