shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

近景 明石海峡大橋

明石海峡大橋、言わずと知れた日本一の長大橋梁です。近くには「橋の科学館」「会場プロムナード」等の関連施設がありますし、もう少し足を伸ばせば明石で玉子焼きを食べる事も出来ます。美味しいですよ。

いきなり話が逸れました。そんな凄い橋でも、幼少の頃からそれこそ建造中の姿を見ながら育っていると「いつも視界に入るデカいやつ」ぐらいの感覚でしかありません。主塔のテッペンまで登るツアーに参加したこともありますし、先日の四国ツーリングの帰り道では大渋滞に巻き込まれて橋の上で停車もしました。まぁ身近な存在ってヤツです。そして身近過ぎるとなかなか撮らない。誰かが撮っている写真を見かけて、慌てて撮りに行く…そんな距離感です。

この日も数日前にSNS(ツイッターだったX)で橋の写真を見かけたので、その事が頭の片隅に残っておりふらりと立ち寄りました。バイクで出かけた帰り道に明石海峡大橋が組み込める。有り難い環境なんでしょうねー。

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/1800 70 mm ISO 200

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/1400 35 mm ISO 200

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/1400 35 mm ISO 200

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FUJIFILM GFX100S, GF35-70mmF4.5-5.6 WR, ƒ/8 1/1400 35 mm ISO 200

今回は35mm換算28mmで割と近くから撮影しました。どうしても吊り橋は主塔に目が行きがち。でも上手くバランスを整えて撮るのは難しいのです。個人的にトラス構造が好きなので、(主塔はバッサリ切って)そちらを強調する視点で撮影しました。現地をよく知っている方なら「あそこから出発してああしてこうして撮ったんだな」とお分かりでしょうw

遠くに撮影に行くのは当然楽しいですが、こういった身近なイイモノも地の利を活かして上手く撮らないと、と改めて感じました。

ちなみに、今回のGF35-70mmとアンダーなクラシックネガは最近練習中の組み合わせです。このレンズはハイライトがサッパリ粘らず、この点は「キミ本当GFレンズなのかい。。。」と思ってしまう体たらくなのですが、ハイライトが飛びやすいクラシックネガと敢えて組み合わせ、露出オーバーにならない様に撮ることでダイナミックな写真を狙う、というアプローチ。人気のクラシックネガは使いたけれど何も考えずに使って「えもーい」とは言いたくない…なんとかひと工夫はしたい…という魂胆です。今のところ気に入っているので、可能であれば更にもう一捻りしたいところ。さてどうしようかな。こういう試行錯誤は楽しいです。