先週のF1日本グランプリで撮影した、車両の写真を今回はご紹介します。といっても大半はF1マシンですけどね。(それ以外の車両は「何か走ってるな」ぐらいにしか思ってません。もっと分かれば楽しいのでしょうが。)
私にとってはグランプリの楽しみの半分ぐらいは写真撮影で、残り半分がサーキットの雰囲気を感じる事、といった塩梅です。なので走っている間はなるだけ休まず撮影していました。普段モータースポーツの撮影は皆無な私でも、撮っている間にだんだん上達するので楽しいですし、どういったタイミングなら撮りやすいかも分かってきます。流し撮りたーのーしー!
こちらはメインステージ脇に展示されていたレッドブルのRB16B(多分)。私がF1を見出した頃のマシンなので、一番カッコよく見えます。PUになる前の車両は細く感じますし、今のレギュレーションはクニャクニャし過ぎ。そのうち見慣れるんでしょうけどねー。
アルファタウリとトロロッソの車両も展示されていました。去年よりも台数が増えていて嬉しいです。近年はマット塗装やカーボン地剥き出しが多いので、キラキラ塗装は豪華に見えますw
今年はS字前のDスタンドでFP1、FP2ともに撮影していました。素人なので同じ場所で粘らないと上達が難しいのです。冒頭にも書きましたが、同じ場所で見ているとだんだん良いタイミング=ゆっくり走る場面が分かってくるのです。
遠くに見える1コーナーをプッシュしていたらアタックラップなので撮らない(速いので難しい)、1周回ってのチャージラップは狙い目。後はピットから出てきたばかりのアウトラップもゆっくり走るので撮りやすいです。
フェンス越しの撮影。モータースポーツの写真的に良いのか?悪いのか?分かりませんが、個人的には好きです。GFX100SのAF-Cもほぼ手前の金網に惑わされることはありませんでした。そうえいば当日は気温30度ちょっとの環境でずーっとAF-C+単射で撮っていたのですが、カメラの高温警告はずーっと表示されっぱなしでした。無視して撮影継続すると1回だけシャットダウン。カメラボディ全体がホカホカと温かい状態でした… ただその後は背面モニターを少しチルトさせておいたので、高温警告は表示されていたものの最後まで撮影することができました。こういう時はバリアングルモニターでぱかーっと展開すれば有利なんでしょうね。
手前の縁石、トリコロールの壁、金網の規則性が面白いです。
そうそう、去年も思っていたのですが、フェラーリのマシンはAF合焦率が高い印象です。赤黒でカメラも分かりやすいんですかね。逆にレッドブルは微妙に外した写真を量産しました。カラーリングでも結構違いがあるのは興味深いです。
FP2の終盤はロングラン。どのマシンもそれなりに速い一定の速度で周回します。こうなると私では流し撮りは難しいので、ほとんど撮影はせずに観戦していました。
フリー走行が終わり撤収しているとなぜか人だかりが。なんだろ?と思っていると、なんとセバスチャン・ベッテル選手がしれーっと歩いていました。肉眼でもしっかり表情がわかる距離です。もうびっくり。ずーっとニコニコしながら観客席に向かって手を振ってくれていました。サーキットってこんなこともあるんですね。嬉しいです。
なかなか現像が終わらず、グランプリ終了から1週間も掛かってしまいました。少し日が経ってから写真を見ても現地の記憶が鮮明に蘇ってくるので、頑張って撮って良かったなぁと思える撮影でした。来年の日本グランプリはカレンダーが変わって4月。1年経たずにまたF1が楽しめるかと思うと、今から楽しみです。おわり。