はじめに
ブログでは触れていませんでしたが、5月末から6月頭にかけて東京で開催されていた「国産中判フィルム写真展」に参加しておりました。今回はその写真展と同時に作成された、写真集「34photogs×34Cameras」をご紹介します。
(事前にもっと紹介しておけばよかったと今更思ったり・・・後悔先に立たずとはこの事か)
写真展について
その前にまず企画の簡単な説明を。@あめちゃんさん主催で、「国産の中判フィルムカメラで撮影された写真のみ参加可能」という面白いレギュレーションの写真展です(フィルムが国産ではなくカメラが国産)。中判フィルムカメラのメインストリームはハッセルブラッド or ローライフレックスですが、そうでない国産のカメラにも素晴らしい機種はたくさんあり、そんなカメラ達の魅力を発信しよう!という趣旨。マイナーな国産フィルムカメラ縛りにも関わらず、参加者34名、写真展も大盛況な(と遠い関西の地から感じた)イベントでした。
(写真展は終了済みです・・・)
写真集について
今回の本題です。この写真集、写真展の参加者がそれぞれ見開き1ページを担当していて、各自のカメラで撮影した写真を紹介する内容です。参加者が34名もいるので使用機種も様々、有名なペンタックス67や希少なノリタ66、名機ミノルタオートコード(私はゼンザブロニカC2)…百花繚乱。中判カメラってこんなにあるんだ、こんな写真が撮れるんだ、有名な舶来カメラでなくても大丈夫なんだ!と感じて頂ける内容です。また写真として力のある作品が盛りだくさんなので、単純に写真集としても見ごたえがあるかと!!!
私の担当ページはこんな感じ。植物を主題にして、中判カメラで撮った写真はこんな感じかぁ、これぐらいは撮れるのかー、という指標になる作例でまとめました。
おいでませ中判の世界へ
私が中判フィルムカメラで撮影を始めたのは2年前です。それ以前も35mmフォーマットのフィルムカメラで撮影していましたが、中判カメラは視界に入っていませんでした。というか大きくて高くて難しくて近寄りがたいヤバい界隈だと感じており、正直避けて通っていました。。。
もし!かつての私のように中判カメラがOut Of 眼中な方、尻込みしている方、気になっているけど一歩踏み出せない方、写真集「34photogs×34Cameras」をお手に取ってみてください。めくるめく中判の世界が広がっていますよー。
おわりに
そんな写真集はあめちゃんさんのBaseでオンライン販売中です。また東京都のカメラ屋さんでは店頭販売もされているとか。ぜひぜひ!そしてあわよくば中判カメラの世界に踏み出してみてください!