お盆明けの8/18-20の3日間、隠岐にツーリングへ行ってきました。実はワタクシ旅の移動手段で一番好きなのはフェリー。もちろんバイクで走るのは大好きですが、そのバイクを載せて海を行くのはなんとも言えない心地よさがあります。今までは瀬戸内海の島々や四国へ渡るためのフェリーには乗ってきたので、そろそろもっと長距離のフェリーに乗りたいと思い、隠岐を選択しました。(もちろん一番の憧れは舞鶴からの北海道行フェリーです)
他にも、隠岐で撮られた写真を見て感銘を受けたり、バイクで隠岐を走っている話を聞いて羨ましくなったり、かつての火山活動の結果カルデラが沈んで形成された(島前3島)という成り立ちが魅力的だったり…まぁ色々です。もちろん写真も撮りたいですしね!旅の目的はツーリングと写真撮影が50:50。バイクで島を走り、フェリーで島前⇔島後を渡り、写真を撮る。8月に入ってから本格的に隠岐行きを決めたのですが、計画中のワクワクは格別でした。計画が一番ワクワクする現象って何て言うんでしょうねw
旅の写真1枚目は米子のガソリンスタンド。朝4時に神戸を出発して高速をひた走り、1ストップ3時間で到着した時のものです。バイク乗り何故かガソスタで写真撮りがち。そして中国道~米子道は気温が20度台前半で超寒かったです。こちとら真夏のメッシュジャケット仕様ですから…
往路でお世話になる隠岐汽船のフェリー「おき」。島根県の七類港に停泊していました。初めて見た瞬間「今からこれに乗るのか!」とテンション爆上がり…したのですが、バイクで初めてのフェリーに乗る場合は結構気を使う部分が多く(待機場所や乗船手続きなど)、そちらに気を取られて盛り上がった時間は短かったです。とにかく乗らないと!という使命感の方が強かったので。ここで乗船に失敗して出鼻をくじかれるのは嫌ですからね。
しかし乗ってしまえばこちらのもの。水を得た魚、フェリーに乗り込んだ写真好きバイク乗りの若く、とにかくシャッターを切りまくっていました。隠岐汽船のフェリーは旅の間何度かお世話になる予定でしたが、やはり初回というのは特別な物ですから。
フェリーの離岸が嬉しくてこんな写真まで撮ってました。これで隠岐の島まで2時間半の船旅が始まります。
今回の度ではGF20-35mmという35mm換算16-28mmの超広角ズームレンズを持っていきました。レンタルです。隠岐は雄大な景色が多そうだったので、手持ちのGF45-100mmでは広角端に不安があったんですよね。この選択は正解でしたが苦労することにもなりました。なんせ焦点距離10mm台は未知の世界。それをぶっつけ本番で使うことになったので。。。難しかったです。ありがたかったのはズームの望遠端。35mm(換算28mm)が使いやすすぎて天使に思えました。1本のレンズでこんなに特性変わるってスゴイです。
広い景色を単純に撮っても散漫になりがち。
屋内は強い気がしますね。
明確な主題が居てくれれば強いです。隠岐の旅の間中、ずーっとこのレンズの使い方を模索していました。あんまり結論は出ませんでしたが。。。
この日はお盆明けの日曜日だったにもかかわらず、フェリーの乗客は多く感じました。2等船室は概ね満席?といった具合。乗り慣れている方はサッと場所を確保→睡眠、旅行客はソワソワしていて一目で分かります。私も後者でしたけどね。
海外からの旅人もちらほら。日本人の自分でも初めてなのに、異国から日本に来てさらに隠岐に向かうとは…いいなぁ。ワタシのカメラに気づいて注目いただいたので、アイコンタクトしてから撮らせてもらいました。これも旅。
お客様!?
今回はこのぐらいで。次回は隠岐の島を振り返ろうと思います。