少し前にX-T2を購入しました。
今まで使っていたX-T10も悪くはありませんでした。しかし1年間しっかり使った結果、かなりくたびれてしまったんですよねぇ。
X-T2、良く出来ています。しばらく使ってみて気に入った点がこちら。
動作のタイムラグが少ない
ボタンの感触が良い
古いレンズでもAF速度が向上した
フォーカスレバー超便利
縦チルト超便利
まず動作のタイムラグが少ない、ですが、これは新型のX-Prosessor Proがいい仕事してるっぽいですね。特にレリーズタイムラグが短く、ボタンを押したと同時に「コトン」とシャッターが切れるのは快感です。撮っていてとても気持ちいい。使っているだけで気持ちいいApple製品やLeica製品に通じる部分があります。
ボタンの感触、これは電源ボタンが一番良いです。軍幹部のダイヤルも良いですね。逆に、ボディ前後のダイヤルとフォーカスレバーはイマイチです。まぁX-T10の前後ダイヤルはグリコのオマケみたいな出来なので、それに比べたらまともです。
次にAF関連。私の持っているXレンズは古めなのでAFは遅いです。でもX-T2で使うとかなり改善されています。レンズのモーター性能を限界まで引き出している印象。
最後にフォーカスレバーと縦チルト。この2つは使ってみると超便利ですね。特に縦チルトは光軸をズラさずに稼動できる点が気に入っています。バリアングルは正直好きではないのでチルトを進化させて継続してくれたFUJIFILMに感謝ですね。
4K動画や防塵防滴、パワーグリップ等のFUJIFILMが押してる機能については、ノータッチなので何とも言えません。しかし他の機能の出来から推察するに、その辺も満足できる状態なのではないでしょうか。
FUJIFILMのXシリーズも成熟の時期に入ったのだなぁと、X-T2を使って感じました。電源ボタンの感触とレリーズタイムラグ、それに細かな改善の積み重ねで、使っていて気持ちのよいボディに仕上がっていると思います。