shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

残夏 #2

今まで何度か書いたことがありますがスナップは見るのも撮るのも苦手です。ですが苦手なままでは先が広がらないので、どうしたら自分の納得できるスナップが撮れるだろう…ということをこの日は考えながら撮影していました(65:24アスペクト比は私のスナップ撮影の救世主)。

1つ前の記事で書いた通り、CLASSIC Neg.とGF50mm、65:24の組み合わせは正解。アスペクト比と画角のお陰で「いいな」と思うものを上手く切り取れました。

撮影していて気づいたことがあります。それは人物が苦手ということ。もう少し正確に言うと、私は人物を美しいと感じず、且つ他人のストーリーに興味が無いけれども(なので先日のスナップは足元に注視しています)、だからと言って「人は少なければ少ないほど良い」とは思わない…ということに気づきました。風景の一部として入る分にはオッケーなんですよね。

今までは前半部分には気づいていたので、なるだけ人物を排除して撮ろうと頑張っていました。これは都市スナップでは厳しいです。しかし今回後半部分に気付くことができたので、一気に撮影がやりやすくなりました。都市では絶対に人工物を撮ることになるので、当然人物は相性の良い被写体です。これを完全排除するのは大変ですから。

この日は新たな気付きのお陰で楽しく撮影できました。自分の好みを更に分析できれば、もっと楽しくスナップができるでしょう。撮影の幅が広がりそうで楽しみです。