shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

2020年のMAMIYA645用レンズ振り返り

2020年最後の投稿です。今年も忙しく、またコロナで身動きも取りずらい中、何とか可能な範囲内で写真を撮ってきました。GFX50Rはシッカリ活躍しましたし、純正GFレンズを始めMAMIYA645用のレンズも楽しむことができました。特にマミヤのレンズ、当初はお高い純正レンズを買うまでの繋ぎのつもりでしたが、思いの外質実剛健で主戦力に足るレンズが多かった印象です。敢闘賞って感じですね。


私が今主力として使っていMAMIYA645用レンズはこの5本、どれも単純な性能ではGFレンズに劣ってはいますが、GFX50Rと組み合わせて使う分には必要十分で信頼できると思っています。GFレンズという自分の中での明確な指標があるのでこの評価は間違ってはいないはず…

  • SEKOR C 35mm F3.5N
  • SEKOR C 80mm F2.8N
  • MAMIYA MACRO A 120mm F4.0N
  • SEKOR A 150mm F2.8N
  • SEKOR C 210mm F4.0N

どのレンズも共通して十分な解像力、現代レンズと比べても遜色ない周辺画質と色乗り、明らかに劣る逆光耐性、質実剛健な造りが特徴ですね。フィルムシミュレーションはクラシックネガとの相性がいいものの、Velviaでも濃厚な色が出るので使いやすいです。唯一A150mmだけは解像力が飛び抜けている分色乗りが少し劣る、尖った性質のレンズですが。


ここからは各レンズのご紹介…といきたいのですが、枚数が多くなりそうなのと正直大変なので、最も写真の新しい80mmをメイン、それ以外は1枚+過去記事へのリンク貼り付け形式にしようと思います。こういう編集が面倒に感じるところ、私はブロガーでは無いなぁと感じました(笑

SEKOR C 80mm F2.8N

自宅から近所の海まで散歩する道すがらスナップした65:24アスペクト比写真。冬の夕方は光線が綺麗ですよねぇ。光そのものはもちろん、照らされる対象も輝くのは凄いです。

このレンズはフルサイズ換算65mmF2相当(のボケ)になるので、最近発売されたSIGMA 65mm F2.0 DG DNやフォクトレンダーのMACRO APO- LANTHAR 65mm F2 Asphと同じ数字のスペックですね。製品の数は少ないもののコダワリの名レンズが居る焦点距離という印象。実際に使ってみると、トリミング不要な50mmといった感じでしょうか。中望遠ではなく明確に標準レンズですね。換算75mmのレンズも愛用していた頃がありますが、こちらは中望遠レンズだったので、65-75mmの間に区切りがあるみたいです。まぁ個人の感覚次第なんでしょうけど。

SEKOR C 35mm F3.5N

換算28mmになるこのレンズ、私は広角写真を撮る事が少ないので出番は少なかったです。ですが夏の猿壺の滝をイメージ通りに撮る事が出来たので信頼しています。

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MAMIYA MACRO A 120mm F4.0N

等倍マクロレンズということだけあって素晴らしい性能です。絞り開放の最短は少し像が甘くなるものの、それ以外の条件なら全く問題ありません。ただし、手振れ補正なしで焦点距離長めなので撮影は難しいです。一脚か三脚は必要ですね。

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SEKOR A 150mm F2.8N

MAMIYA645用レンズの中では最高性能でしょう。開放ヨシ、絞ってヨシ、お気に入りです。

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SEKOR C 210mm F4.0N

ヤフオクで4000円で購入したお安いレンズ。しかし値段からは想像できないほどシッカリ写ります。遠景はもちろん色乗りが良いのでスナップも楽しいですね。細身のレンズなので使いやすいですよ。

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今年もお世話になった皆様、ブログを訪れていただいた皆様、本当にありがとうございます。2021年が皆様にとって素晴らしい年でありますようにお祈り申し上げます。それでは良いお年を!