龍野はお気に入りの喫茶店が多い街。自宅からバイクで小一時間なのでちょうどいいんですよね。今回は「菓子と珈琲 朔」さんです。去年もここで撮った写真を結構掲載していましたね。
フィルムシミュレーションはノスタルジックネガ。古民家のお店なのでノスタルジックネガをアンダー目に撮って青を出す狙いです。このフィルムシミュレーションは軟調でアンバーな特徴ですが、私はあまり得意ではなく、アンダーにしてコントラストを付ける使い方をしています。
狙い通りの青が出た一枚。ガラスを透過した光が美しいですね。クリアすぎずちょっと濁りを感じるのが気に入ってます。
この手すりの反射も僅かに青を感じます。真っ青じゃなくていいんです。僅かな違いが大きく印象を分けると思うんですよねぇ。
階段を登って廊下の奥に一輪の花。この写真はクラシックネガを使ってますね。よく覚えていませんが「青重視」のアプローチは一貫していたので、多分こちらの方がより青が綺麗だったのでしょう。
窓が少し空いているのがこのご時世を表していますね。
モーニング。デザートにシュークリームまで付いていて豪勢です。私はあまり朝は食べられないので、ちょっと遅めに入ってブランチにしました。部屋も食事もいい青です。食べ物が不味そうに写らないのもいい。もちろん美味しいですよ。
階下を覗くと瓦と中庭が見えました。以前この中庭で撮った写真はお気に入りの一枚です。ずらっと並んだ瓦はカッコイイですね。もうちょっと日差しが強くなったらモノクロで撮りたいなぁ。
お店の写真は以上です。最後の写真以外は狙い通りのアプローチにできていい撮影でした。モーニングも美味しかったですしね。またそのうち行きたいです。