shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

クセナーで逆光撮影

ローライコード、古いカメラなので逆光での撮影は要注意、と思って取り組んでいました。ど逆光で撮影するのはやめておいて、基本的には何かで太陽を隠しています。この写真は思惑通りに撮れていて「あれ、結構逆光いけるじゃん」と驚いた記憶があります。

Franke & Heidecke Rolleicord IV, Xenar 75mm F3.5, ƒ/11.0 ss1/250, Velvia100

これは昨日もご紹介した写真です。雲で太陽を隠したら上手く撮れるかな?チャレンジ成功していますね。ただ色合いは予想外の仕上がりです。「Velviaでこの色になるのか!」と驚きました。

Franke & Heidecke Rolleicord IV, Xenar 75mm F3.5, ƒ/8.0 ss1/250, Velvia100

最後の写真はここまでの成功に胡座をかいてド逆光で撮影したもの。一体どうなってしまうのかな?と思って試験的に撮りました。すると綺麗なフレアが出ています。「こんなに綺麗に収差が出るのか!二眼レフなのに構図もバッチリじゃん」と驚きました。オールドレンズをデジカメで使って、フレアやゴーストを効果的に使った写真を最近はよく見かけますよね。あれと同じことがフィルムの二眼レフで実現出来たことは非常に嬉しかったです。

Franke & Heidecke Rolleicord IV, Xenar 75mm F3.5, ƒ/8.0 ss1/250, Velvia100

以上3枚、逆光撮影で成功した写真です。どの写真も基本的に驚きがありました。しかも全部種類の異なる内容です。クセナーは見た所シングルコートですが、撮り方次第で綺麗に色を出すことも、派手にフレアを出すことも、ちょっと変わった色合いにすることも出来るんですね。幸い上手く撮れる方法を実体験することが出来たので今後に活かしたいです。