shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

プリモフレックスで撮った晩夏と秋の気配

プリモフレックスにVelvia100を詰めて撮った写真が現像から返ってきました。といっても撮影したのは去年の10月で、現像から返ってきたのは12月、デジタイズしたのが年明けて1月…ちょと時間かかりすぎですね。フィルムの現像は全てオンラインの現像ショップにお願いしているのですが、送料をケチって数本纏めて依頼しています。結果、どうしても撮ってから暫く時間が経過してしまうフィルムが出てくるんですよね。もっと頻繁に撮ってさっさと現像出さないと!

先に書いた通り、今回の写真は去年の10月撮影分です。まだまだ暑かったものの、少し秋の気配を感じ出した頃だったはず。

葉っぱのヤレ具合と光線が秋ですねぇ。朝は少し涼しくなってきた頃です。

東京光学 Primoflex Automat L, Topcor 75mm F3.5, ss1/100 f5.6, Velvia100

今回のフィルムで一番気に入っている写真。緑の葉っぱがとても綺麗です。虫食いの穴が面白い。緑の濃さはまだ夏を感じます。

東京光学 Primoflex Automat L, Topcor 75mm F3.5, ss1/100 f5.6, Velvia100

セイタカアワダチソウ、準備中。ただの雑草なのに妙に存在感があったので撮りました。存在感が立体感として写せたのは中判フィルムのパワーでしょうか。

東京光学 Primoflex Automat L, Topcor 75mm F3.5, ss1/250 f8.0, Velvia100

空は秋。でも木々の燻んだ緑は夏の熱気に晒された色。季節の変わり目をうまく写せました。確か仕事の昼休みに散歩して撮ったものです。灼熱地獄は脱出したけどまだまだ暑いなぁ、と思いながら撮った記憶があります。

東京光学 Primoflex Automat L, Topcor 75mm F3.5, ss1/250 f8.0, Velvia100

暑い日差しを避けて木陰に移動すると急に秋の雰囲気が漂っていました。幹の手前、シャドウ部分が気に入ってます。

東京光学 Primoflex Automat L, Topcor 75mm F3.5, ss1/250 f5.6, Velvia100

真冬の今となっては少し懐かしい晩夏の写真でした。どの写真も中判フィルムとプリモフレックスのトプコールレンズの力を感じます。私が中判フィルムカメラを使う理由は、カメラ本体のサイズと中判フィルムのサイズが絶妙だから。(比較的)小さなボディに大きなフィルムを使える所が魅力です。レンズは制約を設ければ小型でも高性能ですが、フィルムは大きさが画質に直結しますからね。もちろんもっと大きなフォーマットが気になるものの撮影やら金銭面のハードルが高いので。。。中判フィルムも値上げ値上げでゲンナリしますがたくさん買い溜めしているのでまだ大丈夫!撮り切るまでは大いに楽しもうと思います。その頃フィルムのお値段はどうなっちゃってるんでしょうねぇ。