タイトルにある通り、腕時計を止めてApple Watchに変えました。これまでは腕時計が趣味!というタイプでは無いものの、精密機械を腕に装着するのが好きで、大学の頃から10数年使っていました。浪漫や箔、遊びへの興味は皆無なのでメーカーはオリエント。どんな場所やシチュエーション(バイクや自転車に乗るとき)でも気兼ねなく使えて便利でした。
が、最近壊れてしまいまして。ゼンマイを巻いてもサッパリ動かなくなってしまったのです。買ってから5年以上経過しており、一度1mぐらいの所から落としたので、多分悪いのは私です。
壊れたなら修理に出そうor買い換えようと思うのが時計好きの常でしょう。しかし今の自分は全くその気が起きませんでした。修理なら出せない金額ではありません。先に述べた「精密機械を腕に装着するのが好き」という感覚は薄れていたのです。となると時間を確認するだけならクォーツでいいな。や、それよりも活動量計の方が便利だ。ならiOSやmacOSと親和性の高いApple Watchにしよう…という流れで購入に至りました。ちなみに私の中でApple Watchは腕時計ではありません。時間も確認できる便利な活動量計。なので腕時計は止めたことになります。
FUJIFILM GFX100S, MAMIYA SEKOR MACRO C 80mm F4, ƒ/5.6 1/35 80 mm ISO 1600
最近は何かに憧れる、浪漫を求めるという感覚は霧散しています。カメラやバイクのラインナップをご存知の方には「ハァ?」かもしれませんが、自分が許せる/手が届く分相応を揃えている感覚ですね。いい物を使うのは好きです。でもいい物を持つことで自分のレベルが上がったり、実力以上の力が発揮出来るとは思いません。全身ブランドを纏っても真っ裸でも私の本質も能力も変わりません(もちろん気分が良いのは前者で実力を発揮出来る可能性は高いです。なんせ後者はすっぽんぽんですし)。
それよりも持ち物のレベルに自分が見合わない方が恥ずかしいし恐ろしい。そういう意味合いでは、今の自分はGFX100Sに恥ずかしく無い写真を撮ろうと頑張るだけで精一杯なのかも。以前にも述べたことがありますが、GFXはちょっと油断するとあっさり1億画素のクソ写真が出来上がるんですよ。しかもRAWは圧縮しても100MB。2年近く使った今もこのプレッシャーからは逃れられません。あ、高い腕時計付けて写真が良くなるなら買うかも…(苦笑
腕時計やめた話がいつのまにか写真の腕の話に飛躍しましたね。ちなみにApple WatchはSiriで3分タイマーと帰るメールするのが超便利です。