昨日は霧まみれ雲まみれの四国カルストをご紹介しました。今日はその雲が切れてくるタイミングの写真をピックアップしようと思います。
霧が晴れた
霧の散策から1時間後ようやく青空が見えてきました。というか一気に雲が流れていって、ものの10分ぐらいでこの様相です。晴れ。
私が泊まっていたのは姫鶴平キャンプ場のオートキャンプサイト。ハイシーズン3連休ということで賑わってますね。この写真はカメラの電子水準器で水平を取って撮影しているのですが、奥の電線がすごくナナメなのが見えるでしょうか?道路と電線は稜線沿いに立っています。結構な斜面ですねぇ。
キャンプ場脇の展望台より。草原とカルスト台地の緻密な景色を、朝の光がコントラスト高く照らしています。見てヨシ撮ってヨシな風景でした。ここまでずーっと霧ばかり見ていたので気分も高揚しています(笑
姫鶴平展望所へ
上の写真を撮っている時に、草原の中に1本の道があるのが見えました。地図で確認すると姫鶴平展望所へ行ける様です。この日はもう帰るだけ(特に観光しなくても帰宅は夕方になっちゃう)なので、ハイライトとして四国カルストを散歩しよう!と思いつきました。気温も20度ちょっとで気分よく歩き出しました。
(この写真の右側のこんもりした丘まで行きます。改めて写真で見ると結構登りますね)
姫鶴牧場
ウシ。みなさんのんびりくつろいでる。穏やかな雰囲気が伝わってきます。それにしても石灰岩の中に牛が居るのは不思議な光景ですねぇ。この山の上に居るのは夏の間だけのはず。下界からグネグネ道を牛を載せて登ってくるのは大変じゃないのかな?
良い夏を浴びる
どんどん登ります。結構傾斜がきつい。雲の流れも早いです。太陽が顔を出すと日差しは暑いですが、気温が低く風があるので心地よい。湿度も感じず爽やかで「とても良い理想の夏」がカルスト台地一体に漂っている感じ。素晴らしい!
散歩の終わり
あのカーブを曲がって丘を越えたら視界が開けて展望台があるんだ!と思っていたら…全然そんなことはありません。また次の丘が見えただけです。そしてまた牛さんが。のんびりして優しそうなところまでそっくりです。デジャビュ?
四国カルストの幹線道路に出ました。展望台は見逃したようです。散歩の終わりは突如訪れました…地図は見ずに歩いていたので予想外。「山を越えたらまた山だった」という話を聞いたことがありますが、全く同じ経験を「丘」で体験したなぁとボンヤリ考えながらキャンプ地へ戻りました。