shigiphoto days

FUJIFILM GFXシリーズで撮った写真をつらつらとご紹介。

suma monochrome

先日、シン・ゴジラ:オルソとゴジラ-1.0/C(マイナスワン/マイナスカラー)という2つのモノクロ映画を見ました。どちらもAmazonプライムの配信をテレビで見ただけですが…情報をキャッチしたのが遅かったので仕方ないものの、劇場で見たかったなぁと思わせてくれる映画でした。

個人的により好きだったのはシン・ゴジラの方。全てのシーンでモノクロの良さが溢れている!という訳ではありませんが、めちゃめちゃトーンが綺麗だなぁと思うシーンがいくつもあって「もしかして最初からモノクロ意識して撮影したの?」と思うほど。逆に「ああこのシーンはモノクロフィルムで撮ってもいい結果にならないよねぇ」という部分も再現されていて、すごいなぁと感じました。

で、単純な私は思う訳です。モノクロでスチルを撮ろう!と。ぱっと頭に浮かんだのはPENTAXのK-3 Mark III Monochrome。合わせるレンズはKAシリーズのマニュアルフォーカスレンズがいいなぁ…なーんて構想まで高速で済ませ(お家芸)、お値段を調べた時点で現実に戻りました。モノクロで娘ちゃんを撮っても奥さんに「は?」と冷たい目で見られそうですし、ライカM10Mを購入した友人が大いに苦労した話も思い出したり。

話が長くなってきました。結局、K-3 Mark III Monochromeは光の速さで諦めて、GFXに手持ちのMFレンズを付けて楽しむことにしました。それでも十分な機材ですしね。その代わり感度はISO100に固定して露出はマニュアルで撮影することに。私のフィルムカメラは露出計が付いていない物が大半なので、ちょっとフィルムでの撮影を意識してのスタイルです。撮れた写真がこちら。

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FUJIFILM GFX100S, NIKKOR-D 40mmF4.0, ƒ/8.0 1/100 40 mm ISO 100

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FUJIFILM GFX100S, NIKKOR-D 40mmF4.0, ƒ/8.0 1/250 40 mm ISO 100

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FUJIFILM GFX100S, NIKKOR-D 40mmF4.0, ƒ/8.0 1/500 40 mm ISO 100

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FUJIFILM GFX100S, NIKKOR-D 40mmF4.0, ƒ/4.0 1/60 40 mm ISO 100

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FUJIFILM GFX100S, NIKKOR-D 40mmF4.0, ƒ/4.0 1/60 40 mm ISO 100

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FUJIFILM GFX100S, NIKKOR-D 40mmF4.0, ƒ/8.0 1/100 40 mm ISO 100

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FUJIFILM GFX100S, NIKKOR-D 40mmF4.0, ƒ/8.0 1/250 40 mm ISO 100

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FUJIFILM GFX100S, NIKKOR-D 40mmF4.0, ƒ/4.0 1/1000 40 mm ISO 100

撮った感触としては…モノクロ難しいですね。普段と見る目が変わるので被写体も変わります。でもモノクロに引っ張られすぎて変なことはしたくない。そのバランスで最初右往左往しました。良い塩梅に落ち着くとシャッターが軽くなる反面、写真の良さが比例するわけでもないですしね。感覚的には打率2割といったところでしょうか。ただ、時々トーンやコントラストが気に入る写真が撮れたのは良かったです。もう少し練習してみようと思える結果でちょっと安心しました。おわり。