前回は2020年の振り返りで海と山の写真を紹介しました。今回は個人的に外せない65:24アスペクト比、パノラマ写真たちです。
初めて見た時は奇妙に思えたこのアスペクト比もすっかり体に馴染みました。今まで何度か言ってきた気がしますが、写真の要素を引き算しやすいので気に入っています。スナップはほぼ65:24で撮る様になりました。
今回は同じテーマで複数の写真をまとめてみました。同じ日に撮った写真もありますし、全く別の日の写真をまとめたものもありますが、一応時系列に並べています。それではどうぞご覧下さい。
寒い雨
天気が悪い日が続いていてなかなか撮影に行けず、無理やり出かけて写真を撮った…ような気がします。最後の写真がお気に入りで「頑張って出かけて良かったー」と終わり良ければ全て良しで締めくくりました。
心地よい空間
この頃GF50mmF3.5を買って、換算40mmの画角は程よい空間が心地いいなぁと感心していました。この焦点距離、もっともっと流行ってもいいと思うんですけどねぇ。35mmと50mmに挟まれた不憫な子。
質感に迫る
なんとなしに撮って、質感に溢れた描写が嬉しかった写真たち。1枚目は元々「手」を撮りたかったのですが、被写体のパワーも相まってカメラメインになってる気がします。
My Favarite Bike
今年はV7さんでひっそりと出かける事が多かったです。バイクは外出しても人との接触を少なくしやすいですからね。基本ソロ活動ですし。こうやって山の中を走ってひっそりと写真を撮る…という活動が多かったです。
Cafe Time
上ではソロ活動が多かったと書きましたが、もちろん折を見て友人たちとお茶会もやっています。今年は「お店にお金を落とさなきゃ!」と思って消費を多めにした結果、(それだけが原因ではないものの)肝臓の数値がちょっと悪くなりました。。。ヒエー。
夏のお出かけ
今では嘘の様ですが数ヶ月前まではじっとりと蒸し暑い日々が続いていましたね。海の質感が夏って感じがします。爽やかさゼロ、でも冬の海のように陰鬱とはしていません。
街スナップ
少しだけ涼しくなってお散歩スナップに出かけた日。それでも遠景の雲はまだまだ夏の様相です。
ガラス透過
ガラス越しの光。これはどの季節でも「良さ」の質は変わらない気がします。改めて見返すと、写真は光を写すんだなぁ…と実感しますね。
ススキの高原で
毎年撮影している砥峰高原のススキ。一昨年はXF35mm、去年はXF56mmをメインで使っていました。恒例になると毎年どんな攻め方をしようか…と悩むのですが、今年はGFX50Rという変化があったので新鮮な気持ちで撮影に挑めましたし、65:24という飛び道具もあったのでアプローチは楽でしたね。その分「ものにしなくては!」「過去の自分には負けられない!」というプレッシャーも大きかったですが。
クラシックネガ習作
少し前にも記事にしましたが、クラシックネガをハイキーとローキーに撮る練習をした時の写真です。何年も写真を撮っているとなかなか進歩や成長が難しく、機材更新で賄おうとしてしまいがちですが、この件は新たな発見や気づきがあって楽しかったです。
はい、振り返りは以上です。1年を見返すと、良し悪しは別にして夏写真の圧がすごい様に感じました。やっぱりそれだけパワーのある季節なんですかね。
これだけ写真を並べると頑張って撮ったなぁと客観的に見ることができますね。お気に入りの写真も多いですし、自分を褒めたやりたい気分です。
このアスペクト比には楽しませてもらいました。来年も何らかの形で自分の写真をアップデートしていきたいですね。できればお金の掛からない、自分の技術の向上だけで達成できれば万々歳なのですが。