実は私、数年前までは天体写真の撮影にはまっていました。ポータブル赤道儀と小型望遠鏡、キャンプ用品をバイクに載せて撮影に出掛けていたのです。その頃の写真はこんな感じ。
ほぼ独学で撮影や画像処理を行なっていた割にはよく撮れていると思います。出来上がった星の写真はもちろん、バイクの移動や撮影待機中の野外活動はとても楽しく、生きる気力の源と言っても過言でないほどでした。しかし、生活環境が変わってGFXシリーズを購入してから1度も撮影には出掛けられていませんでした。なんとも勿体無い話です…
今回は本当に久しぶりに星の撮影に行ってきました。赤道儀にも載せずスタックもせず1枚だけの単写真、凝った画像処理は皆無です。でもこれがもう本当に楽しかった。夜中、バイクにまたがってエンジン始動した瞬間からワックワクで、移動中も楽しい気分、現地での撮影待機中にボーッと1人で夜空を眺めるのは最高でした。
撮った写真の1枚はこちら。もう薄明が始まってますね。
FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/4 120 秒 32 mm ISO 800
今回の撮影で、改めて自分は風景や自然、その中でも特に天体の撮影(+αの活動含む)が好きということを実感しました。スナップや子供の撮影も悪くはないものの、今回の楽しさと比べると正直霞んでしまいます。GFX100Sで色々撮っておきながら贅沢な話ですが…
皆さんは自分の一番撮りたいもの、撮れてますか？私は昔ほどの頻度ではないものの、今後は天体の撮影を再開しようと思います。好きなものを楽しく撮らなくちゃ。
