ふと、少し前に自分が書いたことを思い出しました。
「ノスタルジックネガは冬空が合う」「ノスタルジックネガは湿度がダメ」
ということは、季節が進んだ今でも湿度が低い日ならノスタルジックネガが合うのでは…思い立ったので実践してみました。
山の緑はフツーですが、空の青が印象的ですね。個人的には好きな色でノスタルジックネガのいいところが出たと思っています。
FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/4 1/850 50 mm ISO 100
こちらも同じ青。北を向いて撮影しているので、太陽方面の左側から最も遠く青い右側まで、綺麗なトーンが出ました。いい感じ。
FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/8 1/640 32 mm ISO 200
屋内に移動。空が隠されてアンバーが出てきました。西日が綺麗ですね。
FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/4 1/320 64 mm ISO 200
屋外の日陰で撮影。影でも空の青を感じますね。意外とアンバーが出ません。アメリカンニューカラーな感じは好きではないので、この傾向は嬉しいですね。
FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/4 1/500 64 mm ISO 200
FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/4 1/500 64 mm ISO 200
これは空の面積が少ないので青が弱いです。64mmで撮ったからでしょうか。ということは晴天の屋外では広角で撮る方がノスタルジックネガの青を活かせるっぽい？
FUJIFILM GFX100S, GF32-64mmF4 R LM WR, ƒ/4 1/1500 64 mm ISO 200
湿度が低ければ季節に関係なくノスタルジックネガが合うのでは？という予想は当たりでした。個人的に好きな青がどうやったら出るのか、少し気づきもありました。フィルムシミュレーションの使いこなしは一朝一夕では難しいですが、時間をかけてじっくり使えば見えてくることもありますね。
